庭球逆トリ





主人公はオタク。前に庭球トリップネタで出したようなタイプ。

勉強そこそこ。運動神経は頗る良いのにオタクとしてインドアになっていき、体力がかなり落ちてる勿体ない子。真面目に練習すれば多分全国を狙える。だけど面倒臭がりで汗かくのが嫌い。
頭は基は良いのに中学時代にサボりまくった為そこそこ。
オタクとしての誇りがあるらしい。でも微妙な感じ。
庭球は夢小説を読むのが好き。原作は全く知らない。アニメで何回か観たことがあるだけ。美形といっても好みでは無いし、年下は恋愛対象にならないので中学生であるキャラには興味が無い。
夢小説は主人公の設定から派生した話が気に入って読んでいる。

そんな主人公の元にキャラ達が逆トリップ。あんまり嬉しくない主人公。



『だって好きなタイプでも無いし、テニプリ興味無いし。それに、逆トリップってあんまり好きじゃないんだよね。バサラとか薄桜鬼は好きだけど時代の壁とかあってキャラ達も私も可哀相だし。テニプリのキャラだって自分達が存在しない平行世界(パラレルワールド)にいきなり連れて来られたら精神的に大変でしょ。いくら老け顔…ゴホンッ、大人びてて中学生に見えないとはいえさ』



というのが主人公の言い分。


神様とやらはそんな主人公だから頼みたい。理由はテニプリの世界に行きたい!!!という願いを持ったミーハー女達の祈り。あまりにも大きすぎる力をもった願いになってしまい世界の均衡が崩れそうになっているらしい。

ついでに、夢小説で描かれる世界も設定がしっかりしたものだときちんと世界として成り立ってしまう為、その世界にトリップした主人公やその世界にトリップする主人公のいた世界も出来てしまい、その世界でもテニプリにトリップしたい人達の願いが更に膨大なエネルギーとしてやっぱり均衡を崩す力に一役買っているらしい。

そんなエネルギーの調整中にテニプリの世界を一時的に消すことになってしまい、主要となる人間以外は眠らせて界の狭間に入れて置けるのだが、主要人物達はそれが出来ない。なので調整中は預かって欲しい。というのが神様の言い分。

跡部達は説明を既に受けていて、主人公のいる世界には自分達の保護者となる人物もいない為住民票や戸籍を作る事が出来ない。
何故なら、この世界と自分達を繋ぐものが無いから。しかし、主人公が自分達を受け入れてくれればそれも何とかなる。


主人公ははっきり言ってめんどくせーと思っているものの、お人よしな所がある為溜め息を吐きながらもOK。

しかし、神様に色々な条件を出す事も忘れなかった。


そんな主人公とテニプリキャラ達とのほのぼのラブコメディ。








書きたいなぁ。


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