トリップネタ





始まりは願い事を一生に一度だけ叶えてくれる社。

そこに来たのがワンピースネタ主。

OP成り代わりにまだなって無い主人公。

記憶が無いことを漠然と分かっている。『何か……忘れてしまっている気がする』って感じ。




そんな主。

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私は今、一生に一度だけ願いを叶えてくれるという社を訪れていた。

此処に来た理由は、【記憶】


私は幼い頃からずっと泣いていた。理由は分からない。ただ、哀しくて悲しくて胸の奥が絞まるようにキュウっとするのだ。

そんな時浮かぶのは『会いたい』『ごめんなさい』『ありがとう』『皆大好き』そんな優しく温かく、何処か悲しい言の葉。

そして、それに応えるように蘇る何処か懐かしい声。


「貴女だけを想っています」

「お前はもう少し俺達を頼れ」

「愛してる」

「大好きだよ」

「貴女という人は、無茶ばかりして……心配したんですよ?」

「大切な仲間だ!」

「笑ってくれないかい?」

「ずっと側に居る」

「名無(刹那)さん!」
「名無(遊)…」
「名無(黎)ちゃん」
「名無(ナルト成り代わり)ー」



違う名、違う言語、なのに全ての声が何故か懐かしくて…誰もいないと理解した瞬間、寂寥を感じて……「誰も」の誰が、誰なんだろうと考えても分からなくて。

漠然と私は“何か”を忘れていると思った。
何なのかは分からないけれど、ソレは忘れちゃいけない大切なものだと思うから、だから私はソレを取り戻したい。




『私が、失った大切なものを教えて下さい』




そう願いを口に出した刹那───脳裏に、大容量の記憶が溢れ返った。

優しい鬼の彼等、愛しい片割れ、大切な仲間、護りたいと思った少女。
大切な、大切な彼等と過ごした日々。
そして、未来を変える為にした事。

様々な世界で手に入れた大切な存在というもの。

ああ…私はこんなにも愛しい愛しい彼等を忘れていたのか……同時にあの頃の感覚が蘇る。

気配が鮮明に感じ取れる。全ての感覚が研ぎ澄まされ、今までの世界が180℃変わった瞬間。


私は、また何処かに飛ばされたらしい。

今度はどんな世界で生きるのだろうか─────────







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記憶を取り戻した彼女は何処へ?

多分トリップしたんだよ。

華鬼辺りも好きだなぁ。

アンケートにあった華鬼の意見やってみようかなぁ…。華鬼も好きだ。


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