狂桜散華イメージソング(作詩:狂桜散華作者)



愛されて愛そうとしない私に あなたは手を伸ばしつづけた

目褪めたとき 見えたのは淡い桜のいろ 手を翳し 光の眩しさに目を逸らした
優しさに包まれて 偽りで繕った私は苦しくて それでも その優しさに甘えていた

優し過ぎた 幼子は 無垢な笑顔で手を伸ばすの 振り払えぬ小さな手を 掴んだら その温もりに救われていた

泣いていた彼等には 偽りで飾られた私を 隠して 奥にしまい込んで 手を伸ばしてみた 泣き顔が笑顔に変わっていく 掴まれた掌に 涙の雫が染み込んで 私の偽りを解かしていく

なぜ 優しくしないで

そんな私の思いを 見透かすように あなたたちは微笑む
夢から目褪めていくかの如く 偽りは融けて消えた 苦しさは洗い流された
残されたのは あの時の優しさで

ありがとう 愛してくれて

愛そうとしないで 愛せない私を愛してくれて


散りゆく華は桜 生きてあなたは

堕ちていくと分かっていて 光から遠ざかるあなたは まだ戻れるから 戻してみせるよ

私は散ります 散りゆく華と共に

ありがとう 希望(のぞみ)は全て託していこう 優しく在るあなたたちの未来が幸せに満ちていますように


愛してくれて ありがとう






2011/05/03 04:10

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