2010/08/05 02:22 『しらゆき、白雪…』 「##NAME1##さん!」 あぁ……これは夢だ。古い、古い昔の記憶。彼女の思い出は今も色鮮やかに残っている。切なくなってしまう程の優しい記憶。 それは、彼女の暖かい温もりと私が知らない国の花の香りに包まれた記憶。今はもう戻れないあの日々は、私にとってとても大切な物。 ##NAME1##さん…あの時、急に消えてしまった貴女はいま、何処に居るんですか? * * * 『此処に、白雪が居るのかな…』 ごめんね白雪。全てを知っていながら何も出来ないまま消えた私、赦してなんて言わないから……今度こそ貴女が哀しまなくて良いように、私の全てを賭して貴女の幸せを──────・・・・… コメント |