2010/08/05 02:21 始まりは願い事を一生に一度だけ叶えてくれる社。 そこに来たのがワンピースネタ主。 OP成り代わりにまだなって無い主人公。 記憶が無いことを漠然と分かっている。『何か……忘れてしまっている気がする』って感じ。 そんな主。 ───────────── 私は今、一生に一度だけ願いを叶えてくれるという社を訪れていた。 此処に来た理由は、【記憶】 私は幼い頃からずっと泣いていた。理由は分からない。ただ、哀しくて悲しくて胸の奥が絞まるようにキュウっとするのだ。 そんな時浮かぶのは『会いたい』『ごめんなさい』『ありがとう』『皆大好き』そんな優しく温かく、何処か悲しい言の葉。 そして、それに応えるように蘇る何処か懐かしい声。 「貴女だけを想っています」 「お前はもう少し俺達を頼れ」 「愛してる」 「大好きだよ」 「貴女という人は、無茶ばかりして……心配したんですよ?」 「大切な仲間だ!」 「笑ってくれないかい?」 「ずっと側に居る」 「##NAME1##(刹那)さん!」 「##NAME1##(遊)…」 「##NAME1##(黎)ちゃん」 「##NAME1##(ナルト成り代わり)ー」 違う名、違う言語、なのに全ての声が何故か懐かしくて…誰もいないと理解した瞬間、寂寥を感じて……「誰も」の誰が、誰なんだろうと考えても分からなくて。 漠然と私は“何か”を忘れていると思った。 何なのかは分からないけれど、ソレは忘れちゃいけない大切なものだと思うから、だから私はソレを取り戻したい。 『私が、失った大切なものを教えて下さい』 そう願いを口に出した刹那───脳裏に、大容量の記憶が溢れ返った。 優しい鬼の彼等、愛しい片割れ、大切な仲間、護りたいと思った少女。 大切な、大切な彼等と過ごした日々。 そして、未来を変える為にした事。 様々な世界で手に入れた大切な存在というもの。 ああ…私はこんなにも愛しい愛しい彼等を忘れていたのか……同時にあの頃の感覚が蘇る。 気配が鮮明に感じ取れる。全ての感覚が研ぎ澄まされ、今までの世界が180℃変わった瞬間。 私は、また何処かに飛ばされたらしい。 今度はどんな世界で生きるのだろうか───────── ・ ───────────── 記憶を取り戻した彼女は何処へ? 多分トリップしたんだよ。 華鬼辺りも好きだなぁ。 アンケートにあった華鬼の意見やってみようかなぁ…。華鬼も好きだ。 コメント |