2010/09/23 23:03 続き ルフィ達が空から降って来て、エースの処刑時刻が早まり、ルフィの親がバレ、エースが覚悟を決める。 ルフィが、その場に居る皆を味方につけて、駆けて行く。 『癒しの風よ、彼を包み給え…“癒し風(ヒーリングフォン)” 汝に風の加護を…“追い風”』 そんなルフィに癒しを与え、援護する。 これで、少しは楽になる筈…癒しは今までの疲労と怪我を、追い風は彼の体を前へと押し出す。 体も多少は軽くなっただろう。 ───そして、「人間兵器」。 “開戦”より約一時間半の死闘を経た頃─── 「海軍」が大きく仕掛ける─── “戦争”は急速に流れを変え───最終局面へと一気に雪崩込む!!! 『風よ、水よ、大地よ、炎よ…汝らの加護で彼等を護り給え“万物の加護(オール)”』 パシフィスタの攻撃が始まる刹那、彼等に加護を与える。 …これで死ぬ事は無いだろう。多少の怪我は免れないが。 途中バギーの馬鹿が電伝虫で巫山戯た事をしていたので、風で奪う。 そして、私が居るこの場に、電伝虫を固定する。 全世界にこの光景を見せた。 白ひげのお義父さんが刺され、海軍の汚い手口が明らかになる。 お義父さんには癒しの風を掛けておくのも忘れない。 ふと、お義父さんが上を見上げ目を凝らした。 (…この風は、##NAME1##来ているのか───) 絶をしているのでどこに居るのかまでは分からなかったようだが、私がこの場に居る事は悟られてしまったかな。 「おれと共に来る者は、命を捨ててついて来い!!!」 ───ウオオォォオォぉぉ!!! 「行くぞォ〜〜〜〜!!!!」 ───わああぁぁあぁぁぁ…!! 「構えろォ!!! 暴れ出すぞ!!!世界最強の男がァ!!!!」 (無駄だよ) 彼等には、加護がある。 ───まだ、時は来ない。 眼下で巻き起こる戦争を、ただジッと見続ける。 サカズキのマグマが投下された。 ルフィが突っ込み、オーズがやられた。お義父さんがルフィを気に入った。 ガープが、出て来た。 お義父さんが膝を着いた。 (───今!!) お義父さんを攻撃したサカズキを受け止める。マグマなど、私には通じない。 一瞬、場に沈黙が走る。 「##NAME1##!!!」 『エースをあんな風にした上、お義父さんに手を出すなんて……死にたいの?』 サカズキをぶっ飛ばした後、またお義父さんに癒しを掛けて上空に戻る。 そして、時が来た。 「未来が見たけりゃ、今すぐに見せてやるぞ“白ひげ”!! やれ!!!」 「エース〜〜〜!!!」 『「止めろ…!!!!/やめろォ〜〜〜〜〜〜〜!!!!」』 ルフィの叫びと同時に私も言葉を吐き出した。 そして、ルフィと共に放つ覇王色の覇気。 2人分の覇気で、多くの者が気を失い倒れ込む。 『ルフィ…』 「##NAME1##!!」 『雑魚の相手は彼等に任せる。私達は先に行く、時は来た』 「おう!!!」 そう言ったルフィに癒しを掛けて、ルフィを抱え共に瞬歩で処刑台へと上がる。 Mr.3には悪いが、面倒だったので海楼石の手錠を破壊し、エースとルフィを抱えて共に白ひげの居る場所へ瞬歩で移動する。 「お前は昔からそうさ、ルフィ!!!」 「ハァ…ハァ…!!!」 「おれの言う事もろくに聞かねェで、無茶ばっかりしやがって!!!」 「エース〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」 「“火拳のエース”が!!解放されたァ〜〜〜〜〜!!!」 ───わああぁぁあぁぁぁ!!!! 続く。 コメント |