シュガーワールド | ナノ

私の名前はなまえと言います
毎日学校でわいわい友達と騒ぐのが日常で喧嘩はあんまり好きじゃなくてブロッコリーが食べれないいわゆる普通の中学生です!
と言うか普通じゃない方が珍しいと思うのは私だけかなあ、例をあげるとしたら平々凡々並がいいこの学校の風紀委員長、雲雀恭弥くんとか!有り得ないよね今時トンファー片手に校則を守ってこの学校の校歌を着うたにしてるんだよ?少し変だと思わないかな諸君!


「なまえに言われたくないんだけど」
「いたっ!こ、心よまないでよ恭弥くん!」


ぺしっと軽くわたしの頭を叩いたのはこの中学校をのっとっているって言っても過言じゃない不良の頂点に立ってますよ!なさっき例にあげた黒髪委員長で、此処は風紀委員のアジトでもある応接室
ふっかふかの黒張りのソファはわたしの特等席、寧ろわたしぐらいしか座る宛てがないんじゃないかなあ、いいでしょー!自慢しちゃうよ!でも皆に言っても顔を青くするだけなんだよね、なんでだろう


「授業中なんだけど」
「さぼっちゃった!、あだっ!」
「僕が風紀委員長だって忘れたのかいこの頭は」
「暴力は駄目だってば恭弥くん!!」


皆は恭弥くんを怖いとか恐ろしい!とか言ってるけどわたしはなんだかんだと言っても恭弥くんは優しいと思う
風紀を乱したら暴力だってするけどそれは一つの体罰で怒らない方がその人を駄目にすると思うの、それに痛いって言ってるけどそんなに痛くないもん


「・・・今日だけだからね」
「流石ココロの広い恭弥くん!」
「今度したらおばさんに言うから」
「それはやだっ!」


ほら今だって!わたしがさぼるのは此が初めてじゃないけどそんなに回数を重ねてる訳でもない、その旅に応接室にくるのはねたださぼるのに都合が良いだけじゃないんだよ、わたしのことをよく知ってる恭弥くんだけどきっとこの魂胆はわからないと思う
だって、だってね


「恭弥くん恭弥くん」
「なに?」
「ありがとうっ」


わたしがそんな普通じゃなくてちょっと怖がられている幼馴染みの彼に恋をしているからなのですよ!(無謀だなんて言わせないわ!)


恋するシュガーの想い人


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