「この人がバレーを見てこんな顔をするようになったのは……。……いや、やっぱ月島くんには教えてあげない」 「奏、俺、初めてだ。負けてこんなに悔しいのは」 潮海 奏多(シオミ カナタ) 2012年 PROFILE 所属:白鳥沢学園(1年3組) 身長:183cm 誕生日:11月3日 ポジション:リベロ 背番号:15 兄弟構成:姉(奏) 好物:奏の作るポテトサラダ 最近の悩み:来ると思っていた声変わりが来ず、結局奏と全く同じ声 2018年 PROFILE 職業:大学4年、修士課程進学予定(在籍大学のメンタルトレーナーとしてもインターン中) 身長:187cm 最近の悩み:ついに姉と共有していた服のサイズが合わなくなった イメージCV剄笆{真綾さん 髪の色■ 目の色■ 一人称刮エ 二人称凾なた、あんた 三人称剩N下・同い年の男子は苗字にくん付け/女子は名前にさん付け・年上は苗字にさん付け うちの子剔t 剞ン定 白鳥沢学園高校1年。バレー部。控えリベロ。 ローギアで省エネな立ち振る舞いが特徴。いつも眠そうにしているので目つきが悪いと誤解されやすい。精神的に強くはなく、根暗気味な性格。ポーカーフェイスだが、ネガティブ寄りの感情は比較的豊かに表に出る。 面倒なことが嫌いで、なるべく波風立てずに生きるための社交性は見についている。そのためか観察眼は鋭く、空気を読んだ立ち回りは非常に得意。本質は徘徊癖・失踪欲があり、集団行動が得意なわけではないため、気を許した相手や集団の中にいると気づいたら居なくなることもある。 外面をかなりコントロールして生きているため、反動で近しい相手に依存しやすい傾向にあるものの、姉に比べると比較的マイペース。 剞カい立ち 小学校から父親の影響でバレーを始める。要領の良さでそこそこいい線まで行き、スポーツ推薦こそ来なかったものの名門・白鳥沢を中学受験し入学。中学入学直後、両親不仲で離婚。同時期に白鳥沢バレー部でも他メンバーに埋もれ、挫折し、中学では漫然と部活を続ける。中学3年後半あたりから伸び始めた身長と器用なレシーブを買われ、高校1年後半で控えリベロに。 刄Xペック 基本的に器用貧乏で、たいていのことはある程度取り組めば5~6割は出来る。10割にするために必要な努力は壊滅的にできない性分であらゆることが中途半端どまりだが、バレーはやや(当社比)頑張れる傾向にある。 ・バレー:小学校中学年から開始。パワー・スタミナはからきしだが、状況判断力と柔軟性に優れている。様々なボールを柔らかくレシーブし次につなげるプレイスタイルを「水のよう」と称されることがある。チームではまだ正レギュラーにはほど遠く、控え選手としてたまに交代で出される程度。 ・勉強:中程度のレベルを可もなく不可もなくキープしている。得意教科は現代文と暗記系。理系科目は苦手意識がある。計画的に勉強をするタイプではないが、テストを乗り切るための勉強はできるため、中学受験はその要領で乗り切った。 ・家事炊事:奏同様両親に代わり家事を分担していたので一通りできる。が、寮生活が始まってから習慣がなくなったため忘れ気味。とくに食生活は人の目がないとずさんになりがち。 ・仕事:基本的にそつなくこなす。堅実な仕事スタイルで一定の評価を得ているが、与えられたこと以上のことはやらない。 剩N表 2005年 8歳 バレー開始 2010年 13歳 白鳥沢学園中等部・バレー部入学、両親離婚 2012年 15歳 白鳥沢学園高等学校入学、同年秋控えリベロに 2015年 18歳 白鳥沢学園高等学校卒業、大学入学(スポーツ心理学) 2018年 21歳 大学4年、在籍大学メンタルトレーナーのインターン開始 2019年 23歳 大学院卒業、出身大学メンタルトレーナー就職 刳ヨ係性 ・奏 世間の平均よりもかなり仲がいい部類の姉。1歳違いだが、ほぼ双子同然に思っている。容姿は瓜二つ。安定した共依存関係。人前でデレデレすることはないものの、息をするように距離が近すぎることが多い。第三者から見た矢印は奏多→奏のほうが強く見えるが、実際のところはイコール。奏の作るご飯は通常の3倍食べる。就職後も絡む機会が多く、たまにメディアで姉弟そろって特集されることも。 ・白鳥沢高校バレー部 チームに珍しい無気力枠。監督や牛島からは檄を飛ばされているが、実力はそこそこ認められている。女バージョンのドッペルゲンガーが他校にいるらしいと噂されている。白鳥沢のチームコンセプトは、自分のやるべきことが明確なため割と合っていると感じている。姉と異なり、なぜか天童と奇跡的にそこそこソリが合っている。五色のたしなめ役でもある。 ・月島 長らくつまらなさそうに自分のバレーを観戦していた奏の心を動かしたことをやや面白くないと思っている。が、奏が以前より楽しそうなことに免じて許している。奏と同じ感性のため、月島と奏の波長があうのは理解できるが、向こうは自分に興味がなさそう(それどころかなぜか冷たい目で見られている)かつそこまで接点がなかったため特に仲が深まることはなかった。宮城県強化合宿でやや打ち解ける。高校時代は奏に所かまわず絡みつくため月島は奏多に冷ややかな目線を飛ばしていたが、同棲し始めたあたりから絡みつきで張り合うようになった。 ・烏野高校バレー部 高校在学時は特に接点はなかったが、卒業後バレー観戦をするとなると基本奏と一緒、そうすると必然的に月島も一緒、そうすると必然的に山口や谷地、烏野の面々と一緒になるため、図らずしも交友関係が深まっている。メンタルトレーナーを初めてからやや社交性が増したため本人もまんざらでもない。 |