「ねえヒロト消毒液どこ?」 「え?どこか怪我……ってあああ!昴!!」 「何よ」 「何それ!?」 「え?ピアッサー」 「まだ子供じゃないか!」 「うるさいわよヒロト。子供で開いてる子だって居るでしょうが」 「だからって昴は開ける必要ないだろ……!」 「えーだって可愛いじゃないピアス。ヒロトは彼女にもっと可愛くなって欲しいとか思わない?」 「元々可愛いから必要ないよ」 「はいはいそれで消毒液は?」 「昴!話聞いてよ……」 「聞いてる聞いてる。アンタには必要無くても私には必要なのよ。更なる高みへってやつね」 「……じゃあそれ俺がやるよ」 「え、何でよ」 「なんでだろう、俺が昴の耳に穴開けるってゾクゾクするから、かな?」 「かな?じゃないわよ変態」 「ほらそれ此方に寄越して」 「断るわ気に入らない所に開けられるの嫌だもの」 「大丈夫だから。俺を信じて、昴」 「あーもうくっつくな降りてってばぁ……」 「あ、今の声色っぽかったね」 ガチャ 「夕飯出来たって……、わわわわわわごめん!?」 「あらリュウジいいのよ、助かったから。ご飯すぐ行くわね」 「チッ」 --------- 訳が わからないことに なった!過保護で昴にやいやい言うヒロトとヒロトの話を聞こうとしない唯我独尊昴を書きたかった、です…… 昴いつもはもうちょっとヒロトのこと相手にしてます |