「ンッ…あ、ぅ」


「総悟、気持ち良いか…?」


「い、い……っ」


土方の服の裾を掴み潤んだ瞳でコクコクと沖田は首を縦に振った。

艶めいた声と媚態にごくりと土方は喉を鳴らす。

サワリと擦る程度に服の上から沖田の花芯を触れば、すでにそこは硬さを帯びて、勃ち上がっていた。


「はぁ…、ん、ぁ」


弱い刺激がもどかしいのか、沖田の腰はゆらゆらと揺れ始めた。


その仕草が誘っているように見え、土方は性急にズボンを下着と共に降ろし、直接花芯をやんわりと握り締めた。


「んっ……あぁ!」


(あ…やべ……)


潤みきった眼とばっちり眼が合って、土方の理性の糸がグラグラと揺れ動く。


傷ついている相手を乱暴に抱くわけにはいかない。
それに強くして銀八を思い出させるようなことはしたくなかった。

ピタリと止まった手を見て、沖田は暫し考えた後、クス…と優しく微笑んだ。


俯いた土方の頬に手を添え、ジッ…と眼を合わせる。


「強く抱いて下せぇ……とーしろ」


「っ……」


言ったと同時に沖田は土方に唇を重ねた。


(ほんとに……どこまで優しいんでぃ、アンタは)


自分を気遣ってくれたのが嬉しくて、心の中で何度も大好きと繰り返した。


予想しなかった沖田からのキスに動揺しながらも、その色香に土方はくらりとする。


(名前呼ぶとか…反則だろッ…!)


くちゅ…と水音をたて、ゆっくりと唇を名残惜しそうに離した。


「土方さん……」


心配しないで下せぇよと今までにみたこともないような顔をし、ギュッと土方の頭に抱き付いた。


「アンタが来るまで怖かったけど…もう平気でさァ。今なら銀八に会っても平静を装えるくらいに。
俺現金ですかねィ?」

その言葉に土方はクスリと笑って、沖田を便座に座らせ、その間にしゃがみ込んだ。


躊躇なく卑猥な音をたて、土方は花芯を咥えこむ。


「んやあっ…ぁ、駄目でさぁっ……」


恥ずかしいのか沖田は両手で自分の顔を隠し、迫り来る快感に身悶えした。


亀頭にカリッと歯をたてれば、ビクンと沖田の身体が震えた。


「ひ、んあぁっ……ぅん!……っ」


強すぎる快感から逃れようと、沖田は土方の頭を押し退けた。だが逆に花芯が土方の口内でヌチャリと擦れて、再び沖田は喘ぎだす。

「あ、んぅっ!…はあっ……あぁああ…!!」

鈴口を刺激し、じゅうっと吸い上げられ、沖田は達した。
ビュクビュクと土方の口内に欲望が放たれる。

それを嫌がる素振りも見せず、美味しそうに喉を鳴らし、全てごくりと飲み干した。

 





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