その声に気をよくした銀八は調子に乗り、沖田のシャツの中に手を差し入れた。
「肌すべすべだねー」
「うあっ……何しやがんでぃっ!!やめろ!!」
銀八の迫り来る手から逃れようと、必死に暴れるが、一向に行為を止める様子はない。
こうなりゃ蹴り飛ばすまで、と足を構えた沖田だったが、銀八によってそれは阻止された。
銀八の手が沖田の胸の飾りを摘んだのだ。
当然のごとく、土方に開発された身体は敏感に反応してしまう。
「やっ……!」
「…嫌なの?もうこんなに尖らせてるくせに」
コリコリと飾りを転がされ、沖田は必死にその快感から逃れようとする。
「んっ…ぁっ!?」
ついにはシャツをめくり上げられ、尖ったそれを舌でぴちゃぴちゃと舐められた。
「ざけんなッ……テメーッ!!!」
銀八をはねのけようと、胸に手を当て押し退けたが、逆に机に押し倒されてしまった。
「あっ」
しまったと言う様な表情をした沖田を見て、銀八は勝ち誇ったように笑った。
「残念でしたー。」
沖田の静止の声など、聞こえないかのように無視をし、勢いよくズボンを下着と一緒に脱がした。
「―――っ」
沖田の顔がみるみる紅潮していく。
外気にさらされ、沖田の花芯はふるりと震えた。
露わになったそれを、銀八は優しく掌で包み込む。
途端に湧き上がってきたのは、快感よりも怒りよりも。
――恐怖。
(やめろ、やめろやめろっ……!!!)
土方以外に触られているというだけで、肌がぶわりと粟立った。
「やめて下せぇっ……!!土方さっ……」
ハッ、と沖田は口を塞いだ。出してはいけない言葉を咄嗟的に紡いでしまった。
冷汗が頬を伝う。
「へえ……土方につけられたんだ??これ」
身体に残る無数の愛撫の痕を、銀八は恨めしそうに指でなぞった。
ビクリと沖田の身体が震える。
「……俺はここまでして、途中でやめてあげるほど優しくないからね」
チュッと音を立てて、胸の飾りに吸い付いた。両手をまとめて頭の上に拘束される。
「……土方っ…!!」
(助けてっ……!!)
「――煩いよ」
銀八は沖田のシャツを強引にはぎとった。
ブチブチと音をたててボタンが弾け飛び、静かに床を転がっていく。
「嫌だっ!!んんっ――――っ!!」
無理矢理、唇を重ねられ嫌悪感が胸に渦巻く。
唇を貪りながら、銀八は無防備な蕾に手を伸ばした。
ツプ、と人差し指をいきなり入れられ、ぴりぴりと痛みが走る。
銀八はそのまま、一気に指の付根まで埋込んだ。
「い、あぁ!!」
「普段から土方とヤってんだろ?……だったら、これくらい我慢できるでしょ」