「は…んあっ…ぁ」
前立腺を刺激しつつ、中でうごめく指に沖田は限界だった。
「イく……イッちゃ…イッちゃう…っ!」
「イケよ」
ピストン運動を加速させ、前立腺だけを刺激する。
「あああああっ!!」
ビクリと沖田の身体はのけ反り、びゅくびゅくと勢いよく白濁を吐き出した。
「はぁ…は……んあっ!?ちょっと…!」
土方は沖田の花芯ごとベロリと舐めた。
綺麗にするようにすべての白濁を舐めとり、妖しく舌舐めずりをする土方を見て沖田の胸は跳ね上がる。
「自分だって…エロい顔してんじゃないかィ…!」
そう言うと土方はニヤリと妖しく笑った。
パンパンになり、天を仰いでるソレを沖田の蕾にあてがう。
「ぁ……」
次にくる快感を想像し、沖田の身体は震えた。
尖端でぬちゃぬちゃと入口付近を出し入れされるだけで沖田の意識はとびそうだった。
――身体のすべてが土方を求めてる――
つぅ……と沖田の頬を涙が伝っていった。
愛し過ぎて、抑えきれない想いが涙となり次々と沖田の頬を濡らした。
土方はその涙を指で優しく拭ってやった。
「泣くなよ……」
「嬉し……涙でさァ」
流れる涙を隠そうとも、止めようとも思わなかった。
「あっ……!!」
ゆっくりと土方は自身を沖田の中に押し進める。
半分くらい入ったところで土方は顔をしかめた。
「キツい、総悟。力抜け……」
「抜いて、まさっ……ぅんっ…!」
沖田の蕾は容赦なく土方を締め付ける。
その快感に土方は焦った。
(やべえ……イきそ……!)
それを沖田に悟られたくなかった土方は、残りの半分を一息で挿入した。
「あぁ……んうっ…!あつ…いっ」
中がじくじく疼き、はやくその疼きをなんとかしてほしかった。
「今日は随分、積極的だな総悟」
沖田は花芯を、土方の腹にぐりぐりと擦りつけ快感を追っていた。