そんな沖田を上目使いで見た土方はその媚態に思わず、息を飲む。
「……エロい顔」
「ぁっ……しゃべん…ないでっ」
花芯から唇を離して、ビクビクと身体を震えさせる沖田の両足を掴み、土方は自分の肩に乗せた。
あまりに恥ずかしいその格好に沖田の顔はさらに朱に染まる。
「土方さんっ……嫌でさ…この格好っ」
上半身をくねらせ、なんとか足を肩から降ろそうとするが、それはかえって土方を煽るだけだった。
「ひぅっ……!!」
ヌメリと土方は沖田の蕾に舌を這わせた。
一枚一枚、丁寧に舐めあげていく。
「ふ…い、やぁ…!」
タラタラと白濁が流れて、蕾までも濡らしていた。
ゆっくりと土方は舌を蕾に挿入した。
途端にびくん、と沖田の身体が跳ねる。
「ああっ……ん、ふう……っ」
舌で数回、抜き差しされた後、土方の舌は沖田の前立腺を掠った。
「い、ああぁっ!!」
ビリビリと浸透していく快感に沖田は限界だった。
――早く。
「んはっ…あっあ」
「ここ、だな」
土方はしつこく丹念にそこばかりを刺激した。
花芯からは止どめなく白濁が流れてきている。
掴まるものが何もなく、行き場を失った手は必死にシーツを握り締める。
ゆっくり味わうようにそこを愛撫してくる土方に沖田は焦れったく思う。
「土方さ……俺、もう……」
知らず知らずのうちに腰が揺れていることを沖田は知らない。
そして土方はわざと焦らしているということも。
「何だよ……もっとこれ欲しいのかよ?」
ピチャ…と音を立てて蕾に舌を抜き差しすると、いやいやと沖田は首を横にふった。
「んあっ…ち、が…ぅ…!!」
沖田はヒクヒクと赤く色付いている蕾に手をかけ、中を見せるように指で開いて見せた。
予想外の行動に土方は眼を見開く。
息を切らしながら、沖田は震える声を絞り出した。
「ここにっ……土方さんの、入れてっ……」
沖田は羞恥に顔を赤らめる。
淫乱だと分かっていてもどうしても土方のが欲しいという気持ちが抑えきれなかった。
「……やべ……とびそう」
――理性が。
そう呟くと、土方は早急に指を二本、蕾の中に挿入した。
「やっ!土方さんの…が欲しいんでさっ…」
土方は必死に理性を保とうと堪える。
ちゃんと解かさないでいれて、沖田をむやみに傷つけたくなかった。
「そう、あせるな」
指を中でバラバラに動かすとひくん、と沖田の花芯が震えた。