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※会話文
※氷室の彼女。



「…ひっく、ぐす…」
「ねー、紫原ー。いい加減泣き止んでよー」
「ずっ…、泣いてねーし…」
「泣いてんじゃんか。ほら、お菓子あげるからさー」
「…いらない」
「もー!何が気に入らないの?」
「…なまえちんと、室ちんが、…2人で映画観にいくってゆーから」
「へ?」
「俺に内緒で…、」
「はぁ…。内緒じゃなくて、2人で行こうって話してただけじゃん」
「なんで俺は行っちゃダメなんだよ」
「え?だってあたしと氷室先輩は付き合ってるんだよ?」
「…じゃあ、俺もなまえちんと付き合う」
「はぁ?無理むり」
「なんでだよ。いいじゃん」
「いや、2人と付き合うとかないし。だいたい紫原ってあたしのこと好きだったの?」
「ちげーよ。自意識過剰かよ」
「…付き合うってそういうことだよ」
「そんなのどーでもいいじゃん」
「良くないから言ってんの!」
「なんで俺だけ仲間外れにしよーとすんだよ。だいたい、なまえちんも室ちんも俺のじゃん」
「……はぁ」
「…もう、お菓子あげないからね」
「もらったことないけどね。いいよ。わかった。紫原も一緒に映画行こうよ」
「…いいの?室ちんは?」
「氷室先輩も紫原ならいいって言うよ、きっと」
「…一緒に来て欲しいなら最初から言えよ」
「ごめんごめん」



(何が可笑しい)



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紫原のワガママに過保護に対応してるから、そのうち異常さに気付かなくなってく。

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