「巴嬢、お久しぶりです。」
「ロマーリオさん、お久しぶりです。あれ?今日はディーノさんは?」
「今日は俺一人です。うちの奴らから巴嬢にお届け物がありまして。代表で伺いました。」
「わざわざ日本までですか!?ていうか、配達でいいですよ!?」
「鮮度が気になるものだったので、確実にと。どうぞ。」
「…えーと、これは…」
「うちの地方で最も良質な牛乳です。」
「わあー、ありがとうございます。ちなみに、先日はモレッティさんからやたらと美味しいコンデンスミルクと、コンデンスミルクを使ったコーヒーレシピが届いたんですけど、これってあれですかね?ランチアさん経由ですか?リボーン経由ですか?」
「ははは、では俺は今日中にトンボ返りしなきゃなんで、失礼します。」
「ちょっ…ロマーリオさん…!」
「もしもし、ランチアさん。なんか最近、各所から階段を下がらせようと画策されてるみたいなんですが、心当たりありませんかね。」
「………何の話だ?」
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