やさしさなんて知らなくてよかったころ

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koneta | ナノ


▼ぽかぽか

ぽかぽかしてくれるこの時間は好きだ。冬は寒くて嫌いだけど、１日の間で一番暖かいこの時間は好き。まあ晴れてる日に限るのだけれど。けれど私は学生だから大抵は授業中である。屋上で日向ぼっこしたいけど、私には授業を抜け出す程の勇気はない。要するに臆病者なのです。いんだもん、学生の本業は勉強ですから。とまあこんな風に毎日を送っているのだけれど、実は密かに嬉しい事がある。この前行った席替えで窓際になれたのだ。もうこれは寝るしかないだろう！神様がきっと寝てもいいよって言ってくれてるんだ！ぐらいに思っていたのだ。だけど、月曜日のお昼後のこの時間だけは寝れないのです。何でかって？そんなの校庭で体育の授業を受けてる方々が居るからですよ。そこに私が思いを寄せてる人がいる訳で。だからこの時間は寝れないじゃなくて、寝たくないが正しいですね。そして私は今日も彼を見つめるのです。






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