小話 | ナノ
赤司と
「やっぱり俺、征十郎を征服したい!」
「…は?」
「いいじゃんリバップル。ね?」
「誰に吹き込まれた」
「リバップル?小太郎が教えてくれた」
「あいつか…それで?」
「?」
「やりたいんだろう」
「…いいの?」
「出来るならやってみるといいさ」
「出来る!へへ、じゃあ失礼しま――…」
ピピピピピピピピピピピピ
「……ゆめ……嘘だぁ…」
「もしもし?」
『征十郎のバカ、期待させてから落とすなんて酷い、絶対襲ってやる…』
「………」
『聞いてるのかバカー!』
「…聞いてるよ。少し落ち着け」
『うううう』
「取り合えず、今週末空いてるかい?」
『え…空いてるけど…』
「それじゃあおいで。夢だけじゃ足りないからね」
『え』
「すまない、授業が始まるから切るよ」
『あ、うん…?』
「じゃあね」
『ばい、ばい』
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