小話 | ナノ
※攻主*
「……ッ」
「は…赤司かわいー」
きゅう、と摘み上げた乳首はもう赤く染まっていて(まあ散々弄ったからなんだけど)震えている足を見たら背中を駆け上がってくる感覚に思わず舌舐めずりしてしまった。
「ここだけでイけるんじゃない？」
親指で押し潰すようにぐりぐりと刺激してやれば、上から「ふざけるな…ッ」とかって震える声が落ちてきた。ああ可愛いなあ。堪らず乳首にしゃぶりつくと、赤司の腰が揺れて背中が反らされる。自然と胸を押し付けられて、普段とは全く違う赤司の様子にすっかりあてられてしまった。
「もう突っ込んじゃいたいなあ」
がりっと乳首を噛めば、「〜…!!」と声にならない声を上げた赤司にまさかと思ってズボンに手を忍ばせる。珍しくばたばたと力のない抵抗を見せる赤司を無視して手を動かしたら予想通り濡れていて、その手を赤司の唇に塗りつけるように動かしたら脛を蹴られた。うわ、結構痛い。
「ちょ…うっわあー、いてぇ！」
「離せ…ッ、んぅ」
「嫌だよ、もー。ほら、ちゃんと舐めて」
「んぶ、っ…んん…！」
「自分が出しちゃったんだからね」
開いた口に指を突っ込んで、精液を絡めるように舌を摘み上げれば赤司の顔が盛大に歪む。
「その顔大好き」
にっこり笑って綺麗になった指を舐めれば、とうとう赤司の膝が折れて床に座り込んでしまった。それを見下ろしながら、胸に広がる充実感に顔が緩んで仕方ない。「やっばいなー」「…ふ、」「赤司、可愛すぎだよ」「う、るさ」「挿れさせてね」「っひ、や、…ぁ…！」「…は、さいこー」「…ッ…っ！」もっと啼かせたいなぁ、泣かないかなぁとか思いながらぎちぎち締まるそこを突き上げる。もうぐっちゃぐちゃになってる赤司はみんなに自慢したいくらい可愛い。ぞくぞくと背中を這い上がる快感に忠実に貪って、その後意識を飛ばした赤司を監禁しようかと思ったのはまた別の話にしとこうね。
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