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赤司と



征十郎が寝てる。すやすやと規則正しい寝息を立てる征十郎の顔はすごく綺麗だ。隣でその様子をじっと見ながら、額に口付けた。あったかい。それでも征十郎は起きなくて、無防備だなあと思いながら胸に頭を乗せた。無防備になってくれるのも俺だけなんだろうな。どうしようもなく、優越感。聞こえてくる心臓の音に促されるように、そのまま瞼を下ろす。二度寝しちゃおう。


「……ん、」
「…すー…」
「…(もう7時か)」
「んにゃ…」
「(間抜け面だね)」
「………」
「あふ…(もう少し寝るか…)」








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