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ビブリア古書堂の事件手帖 三上延

鎌倉の片隅で小さな古本屋を営むのは、若く綺麗な女性。
極度の人見知りの彼女は初対面の人とは
全くと言って良いほど話すことが出来ない。

しかし、古書に関する知識量は並大抵のものではない。

これは、そんな店主・栞子さんが古書にまつわる秘密を解き明かしていく物語。
13/02/15 00:49
K007ed

スワロウテイル人工少女販売処 籐真千歳

人間が男女一緒に暮らせなくなった時代に、人間の異性の代わりとして生み出された人工妖精(フィギュア)。人工妖精の揚羽は、自警団の曽田と共に連続殺人鬼を追う。

と書くとミステリーのようですが歴としたSF です。痛々しいくらいに純粋な女の子が苦悩するお話です。
13/02/04 20:58
pced

冷静と情熱のあいだ Rosso/Blu 江國香織/辻仁成

熱く激しい思いをぶつけあい、誰よりも理解しあえたはずだった順正とあおい。しかし、ふたりは互いに誤解したまま別れてしまう。
月日は流れ、ふたりは十年前に交わした約束を果たすために再開する。

女性視点、男性視点で描かれる赤と青の物語。
Rossoが江國香織さん、Bluが辻仁成さんとなっています。
13/02/04 20:49
pced

流れ星が消えないうちに 橋本紡

恋人の加地を不慮の事故で失って以来、玄関で眠る奈緒子。
加地の友人で加地と奈緒子をくっつけ、事故の後奈緒子と付き合う巧。
このふたりが交互に語り、物語は進んでいく。
加地がいなくなった今を、ふたりはどんなふうに歩き出していくのか。

切ないけれど、読んだ後に胸がすっとするような小説です。
13/02/04 20:33
pced

半分の月がのぼる空 橋本紡

漫画・アニメ・テレビドラマ・実写映画化された、ライトノベルとしてはちょっと異色な設定の作品。
肝炎で入院中の主人公・裕一と、重い心臓病で幼い頃から入院生活を余儀なくされているヒロイン・里香との純愛を描く。
繊細な心理描写はまさに圧巻で、一読する価値大アリである。
ライトノベル8巻と、それらを大幅改稿した単行本上下2巻が発売されているが、個人的に後者がおすすめ。
等身大の、甘酸っぱく切ない青春に、引き込まれること間違いなしだ。
13/02/01 09:59
pced

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