他の2年が足をかけたのだ。その2年も冷たく笑っていた。

殴りかかろうと思ったが、それも他の2年に阻まれる。
もう3年は全員帰っていたので味方になってくれる奴はいなかった。

いくら俺が3年であるからとはいえ、結局は生まれた時が1年早いだけだ。
その上この人数差があれば負けるのは明白だった。

必死に抵抗したが相手のパンチがみぞおちに入ったところで俺は倒れた。

それから俺は羽交い締めにされる。陰湿なことに顔はあまり狙わず、腹や背中を蹴られた。

意識が朦朧としてきたときに暴力が止まる。

(ああ、これでやっと終わった。)

そう思ったとき嫌な予感がした。

気がついた時にはもうズボンに手がかけられていた…。


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