選択肢がない選択を自分で選ぶ勇気が出ない。俺の目の前にいる年下の男の「性器を口にふくむ。」
そんなことは、当たり前だがしたこともないし、考えたこともない。

そんなことを考えながら戸惑っていると雄介から怒号が発せられる。

「早くしろ!それともこの動画みんなに見てほしいの?そっか、変態だもんな。」

俺が戸惑っている時間はもうなかった。もう目の前のいま起こっている事実に対して行動を起こさなければいけなかった。

俺は奴の座っている椅子の前に跪くと丁寧に奴のはいているパンツを脱がしていった。

奴の股間があらわになる。そして、足首の所まで下ろしたところで股間をまじまじと見つめる。

それは、俺のよりも幼く小さかったがやけに恐ろしく見えた。徐々に脈を打ち反り返っていく。
俺はその姿を見て、また戸惑った。その時急に頭が押さえられた。その勢いで奴の性器が俺の口についた。

とっさに首に力を入れて抵抗したが首の力と両腕の力の差は違いすぎる。

「早く、くわえろよ!」
とうとう、奴の性器が俺の口に入って来た。苦くて少し小便臭い味が口の中に広がる。

「歯があたって痛いだろうが!」
次はいきなり顔を引きはがされた。思わずむせて咳きこむ。

「貴様、わざとやっただろ!」
そんなとこを言われても知識も経験もない俊哉には歯が当たるだけでそんなに痛い事もわからない。
しかし、雄介の機嫌を損ねてしまったことだけはわかる。俺は押し倒され腹を蹴られる。
少しすると気がすんだのか蹴るのをやめ、また椅子に座った。

「今度失敗したら動画流すからな。」

これが俺の最後のチャンスだった。奴の足もとに跪くと次は口に入れないで舌を出して性器を舐めてみる。

「ぅ、、、ぅん」
奴の口から荒い息づかいが漏れてきている。

根元の方から上に向けて舐め上げるとより一層その息づかいが荒くなった。

その時はもう俺は奴の気持ちが良くなるように舐めることしか考えていなかった…。


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