だんだん周りがわからなくなる。

「はぁはぁ、うっ!」
次第に手を動かすスピードが速くなる。ピチャピチャといやらしい音が聞こえてくる。

その様子を2年はまばたきをするのを、忘れたようにじっと見つめる。

それもそうだろう同じ位の歳のオナニー姿を見るなんてことは今まで無かっただろう。
それを今俺は見せつけている。そんなことを考えていると射精欲が我慢できなくなってきた。

さっきよりもスピードを上げて自分の性器をしごく。

我慢汁が先端からあふれ出る。垂れ出た液が床に落ちた時とうとうその時がきた。

「あっ!イ、、、イクッ!」
その瞬間今まで我慢汁があふれていた場所から白い液体が飛び出す。
ピュッ!
実際そんな音は聞こえないがその時の勢いは音が出そうな位勢いがあった。

射精後の独特の疲労感で俺は床に倒れる。部屋の中を見渡してみると俺の股間を見つめる奴、
自分の股間を手で抑えている奴、気まずくなって目をそらしている奴など様々だった。

その中で雄介は俺の視線に気がついたのか目をそらして、他の2年に帰るように促した。

俺はそれを見つめているだけだった。

部員が全員帰ると雄介は俺に静かに歩みよって来た…。


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