(今何て…?オナニー?)
俺の頭は何度か考えてやっとその意味がわかった。その位俺は混乱していた。
「早くしろよ!」
さすがに俺にもプライドっていうもの位持っている。1年しか違わないとはいっても年下にそんな姿は見せたくなかった。
かと言って抵抗するだけの力もなく俺は黙っているしかなかった。
雄介は舌打ちをするとおもむろに俺のパンツに手をかけるといっきに下ろした。
俺の恥ずかしい部分があらわになる。俺は足で隠そうとするが2年から足を押えられる。
俺の股間は皆から見えるだろう。するとまた誰かが携帯で今の俺の姿を撮り始めた。
見られていると思うと股間を意識してしまう。
「おい!こいつ勃起してるぜ!」
俺の股間はだんだん脈打ってきていた。次第に膨張しはじめる。
「ほら、こんなに大きくなって感じてるんだろ?弄んでみろよ。」
その間も体を蹴られる。もう俺には選択肢は残されていなかった。
自分の性器に手を伸ばす。やけに熱く感じる。
それを上下に動かす。見られているせいかいつもより感じる気がする。
「おい!ホントにやってるぜ!」
「見せたかったんだろ!」
「見られてそんなにうれしいか?」
いろんな暴言が吐きかけられる。それが俺を辱める。
はやくも我慢汁が流れ出る。
「あっ!」思わず声が出てしまった。
「こいつ声出してまで感じてるぜ!見られて感じるなんて変態じゃないのか。」
もう、その声は俺を感じさせる要素にしかならなかった…。
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