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「しょーがねぇなぁ。そこまで言うなら解放してやるよ」

その言葉をきいて、心の中でホッとする。
根元を握っていた手をはなしてくれ、軽く上下に扱くと溜まっていた白濁の液がとびちった。

「ハッ、ハァ……ひぁッ、ン、え?」

やっと解放されて息を整えながらしばらく余韻にひたっていると。
秘部にローターとはまた違う異物感がして腰が跳ねる。

「お前はイって気持ちよかったかもしれないけど俺ももう限界なんだよ」

指差している下腹部を見ると、ソコはズボンの中で窮屈そうにテントをはっていた。
さっき身体のなかで感じた異物感は翼の指だったんだ。

「ヒゥっ、んん…ぁ……」
翼が指をいれてローターを取り出そうとしたら、滑ってさらに奥へいってしまった。

「ああンッ、ぁ、あン……」

ちょうど前立腺にあたって、元にもどってた自身がまた硬くなりはじめた。

「あー、ゴメンゴメン。奥にいっちゃった」

そしてまた指をいれ、うまくかきだして何とかローターはとれた。
何もなくなって喪失感を覚え、ヒクヒクと収縮を繰り返しているのがわかる。

「すっげぇ、ヒクヒクしてる」

翼は厭らしく笑うとじーっと観察しはじめた。
俺はすごく恥ずかしくなり何も見えないように力強く目を閉じた。

その後指を1本2本と増やしていき、ついには4本もはいった。
自分のことだけど、よくはいるなと感心してしまう。中で指はバラバラに動き内壁を刺激してきた。

「やッ、ぁ、んッ……」
「また嫌なの?今度は何が嫌なんだ?」

指をいれられ、掻きまわされそろそろ挿れてほしかった。

「早く、挿れて、ほしッ……」
「何を挿れてほしいの?」
翼は絶対わかってる。
わかっててわざと言ってるに違いない。
だけどここは素直に言うしかなくて……

「翼の、おっきくてぇ、長いの、挿れてほしッ……」

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