4 「んあッ…ぁ…」 胸の尖りを執拗に舐め続け、身体中に電流が流れてるみたいに快感が押し寄せてくる。 それに甘噛みされると女の子みたいに高い声があがってしまう。 「ひぁッ…んん、ぁ……」 自身を触られていないのに胸だけですっかり勃ちあがっている。 「え、ちょっ、翼待っ……」 いきなりズボンと下着を取りさられ、あわててとめようとしたけれど遅かった。外の冷気にあたって少しひやりとする。 だけど冷たかったのは一瞬で、すぐに熱くなった。 「待っていいの?だってココ、パンパンになって苦しそうだったじゃん」 そう言って意地悪そうな顔でニヤリと笑う。 俺はいたたまれない気持ちになってギュッと目を瞑る。 「アッ、や…んッ……」 硬くなった欲望を握りこみ上下に扱かれる。 先端をなでられ、除々に先走りがあふれだしてきたころに翼がこう言った。 「今日はこんなもの用意してるんだよね」 と嬉しそうに言い、持っているものに目をやると…… それは親指より少し大きめの丸いものだった。 物体にはコードがつながっておりその先にはリモコンがある。 いわゆるローターってやつだった。 何かで見たことはあるけど実物は初めてだ。 「そ、そんなもんどうするんだよ……」 どうするかは何となく想像がつく。 だけど聞かずにはいられなかった。 「どうするって……、そんなもんお前にもわかってるんだろ?」 |