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「んあッ…ぁ…」

胸の尖りを執拗に舐め続け、身体中に電流が流れてるみたいに快感が押し寄せてくる。
それに甘噛みされると女の子みたいに高い声があがってしまう。

「ひぁッ…んん、ぁ……」
自身を触られていないのに胸だけですっかり勃ちあがっている。

「え、ちょっ、翼待っ……」

いきなりズボンと下着を取りさられ、あわててとめようとしたけれど遅かった。外の冷気にあたって少しひやりとする。
だけど冷たかったのは一瞬で、すぐに熱くなった。

「待っていいの?だってココ、パンパンになって苦しそうだったじゃん」

そう言って意地悪そうな顔でニヤリと笑う。
俺はいたたまれない気持ちになってギュッと目を瞑る。

「アッ、や…んッ……」

硬くなった欲望を握りこみ上下に扱かれる。
先端をなでられ、除々に先走りがあふれだしてきたころに翼がこう言った。

「今日はこんなもの用意してるんだよね」

と嬉しそうに言い、持っているものに目をやると……
それは親指より少し大きめの丸いものだった。
物体にはコードがつながっておりその先にはリモコンがある。
いわゆるローターってやつだった。
何かで見たことはあるけど実物は初めてだ。

「そ、そんなもんどうするんだよ……」

どうするかは何となく想像がつく。
だけど聞かずにはいられなかった。

「どうするって……、そんなもんお前にもわかってるんだろ?」

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