5 「え、ちょ、何……」 俺は突然腕を引っ張られ、されるがままにベッドに押し倒された。 「やだ、離せ……んんんッ」 この状況が嫌でバタバタと暴れてたら、強引に唇を奪われる。 「わかってくれないからムリヤリ犯す」 おいおい、犯罪だろ! やっぱり家にこなければ良かった。 後悔するけれどもう手遅れ。 てか冷静に考えてる自分が恐ろしい。 いつの間にか服を捲られ、乳首を弄ってきた。 「ァッ」 いきなりのことに驚き、小さく跳ねあがってしまう。佐々木さんは巧みな指使いでコリコリと刺激してくる。 その刺激がたまらなくもどかしくて無意識に腰をくねらす。 「そんなに腰をくねらせて誘ってるの?」 誘ってなんかねーよ! と言いたくても口からでるのは喘ぎ声ばかり。 親指と人差し指で上下に擦られると、しびれるような快感が湧きあがる。 「ぁぁん…ン、……痛ッ」 急に痛みが走ったと思ったら、思いっきり抓られていた。 「痛い、ャ、ア……痛いって!」 「本当は気持ちいいくせに。そのうち良くなってくるよ」 しばらくは泣きそうなくらい痛かったけど、そのうち身体の内から甘い快感がでてきた。 「あッ、はぁン……も、やだ…」 「ほらね。そんな俊にとっておきのものがあるから待ってろよ」 ×
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