4 亀頭をさすられもう耐えられなくなり欲望をはなってしまう。 「ふっ、ンン……も、ムリ……ぁ、ア、アアンッ……!」 下着のなかはベトベトになり気持ちが悪い。 でもそんなことよりも、この味わったことのない快感の余韻にひたっていたかった。 「ハァ、ハァ……」 さっきまで理性でつなぎとめてた糸がプツンと切れ、あれほど気にしていた周囲のことは気にならないほど頭が真っ白だ。 「あーあ、イッちゃったね。あんなに大きな声だしてたらみんな気付いてるかもな」 だんだんと理性がもどりはじめハッとした。 俺、電車のなかでイッちゃった……。 それと同時にプツプツと怒りが湧きはじめてくる。 その怒りの原因の相手はもちろん痴漢してくる男。 自分のことをさんざん責め立てたのに、他人事のように言ってくることがイラだった。 「アンタが触ってきたからじゃないですか。後で被害届だしますから……!」 怒りじみた声でそう放った瞬間…… 「ンゥ……!?」 突然、後ろの穴を触ってきた。 そしてそのまま指を無理やりいれてくる。 もちろんそんなとこをいじったことはないので激痛がはしった。 「ツッ、痛……」 「大丈夫。すぐに気持ち良くなれるようにしてあげるから」 低い声が耳元で囁く。 暫くのあいだは痛みにたえてたけど除々に痛みは少なくなっていった。 内壁が蕩けだしヒクヒクと収縮する。 「んッ、ふぁ…ァ……」 今まで経験したことない変な感覚だったけど不思議と嫌ではなくなってきた。 後ろの穴に神経を集中させると指の形がこまかくわかってきて、そんなものが自分のなかにはいってると思うと恥ずかしくなり俯いた。 「ヒァゥッ……!」 急に気持ち良くなり自分の口から嬌声が零れでたので慌てて唇をかみしめた。 「あ、ココ?」 そう言うと気持ちいい場所ばかり突いてきた。 「ァン、んッ…や……」 唇を血がでるほど強くかみしめても甘い声が漏れてくる。 そうするとさっきイッたばかりの自身はまた勃ちあがってきた。 |