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「ね、和人。起きたんだったら……シよ?」

俺はその言葉でノックアウト。
腹に力をいれて起きあがり、女みたいにぽってりとした唇にキスをした。

「んッ…ふ……」

積極的にだしてくる舌を絡め取り思いっきり吸うと、楓はいい反応をしてくれる。

「ンン、……ふぁンッ」

ゆっくりと手を服の上に移動し、捲くってみる。
さっきまで楓が触ってたところは、既に芯をもって硬くなっていた。

「ぁ……んふ、んッ」

左手は楓の頭を押さえ、右手は乳首を弄るためなにかと忙しい。
だけどこの時間は幸せそのものだ。
思わずにんまりと笑ってしまいそうになるのを堪え、行為に専念した。

キスと乳首を弄ってばかりだったからか、楓はもじもじと足をすり合わせる。

「ぁんッ…も、焦らさな、でッ……」

荒い息遣いでそう訴えてくる。
だけどその瞬間、俺のダークな部分がでてきてついいじわるをしてしまう。

「じゃあ、どうしてほしいか言ってごらん?」

一旦手を止め、問いかけてみた。

「ぁ…触って、ほしッ……」
「どこを?俺超能力なんて持ってないから、口で言わないとわからないなぁ」
「え、あの…その、ぅ……」

目の前の恋人は恥ずかしそうに目を泳がせている。
あんな大胆に誘ってきたくせに、こういうところはシャイなんだよなぁ。
そういうところも含めて全部、俺は好きなんだけどね。

だんだんかわいそうになってきたのでベルトに手をかける。
俺そこまで鬼畜じゃないし、多分。

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