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「……んッ…はぁ」

どこか遠くから喘ぎ声のようなものがきこえる。
気のせいだろうか?

「……あぁン、ん…ぁッ…」

やっぱり気のせいではない。
気になるから薄目をあけて見てみると……

「ぁン…んんッ……」

なんと楓が俺の上にまたがって、自分で乳首を弄っていた。
頬を赤らめ気持ち良さそうに目を閉じてる姿はなんとも官能的だ。

俺はその光景を見た瞬間、パッチリと目が覚めた。
それと同時に俺の息子が起きあがってくる。
楓は目を閉じてるからか、ガン見されてることに気づいてないみたいだ。

「…ふぁぁン、ァ、ア……ん?」

ふと楓が目を開け、乗っかっている下半身がもり上がってることに気がついた。ゆっくりと視線をこちらに向け、俺と目が合った。
その瞬間、ボッと音がしそうな勢いで楓の顔が赤くなる。

「……お、起きてたの?」
目をまん丸にしてそう聞いてきた。
やっぱ寝たふりしときゃ良かったかな……。
でも自分で弄ってるとこなんてなかなか見れないよな。
やっぱ見といて正解だったかも。

……って、俺よく考えたら変態だよな。

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