4 「……んッ…はぁ」 どこか遠くから喘ぎ声のようなものがきこえる。 気のせいだろうか? 「……あぁン、ん…ぁッ…」 やっぱり気のせいではない。 気になるから薄目をあけて見てみると…… 「ぁン…んんッ……」 なんと楓が俺の上にまたがって、自分で乳首を弄っていた。 頬を赤らめ気持ち良さそうに目を閉じてる姿はなんとも官能的だ。 俺はその光景を見た瞬間、パッチリと目が覚めた。 それと同時に俺の息子が起きあがってくる。 楓は目を閉じてるからか、ガン見されてることに気づいてないみたいだ。 「…ふぁぁン、ァ、ア……ん?」 ふと楓が目を開け、乗っかっている下半身がもり上がってることに気がついた。ゆっくりと視線をこちらに向け、俺と目が合った。 その瞬間、ボッと音がしそうな勢いで楓の顔が赤くなる。 「……お、起きてたの?」 目をまん丸にしてそう聞いてきた。 やっぱ寝たふりしときゃ良かったかな……。 でも自分で弄ってるとこなんてなかなか見れないよな。 やっぱ見といて正解だったかも。 ……って、俺よく考えたら変態だよな。 |