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「はむ、ッん……」

大河が弱い裏筋を指でなぞり、亀頭を舐めまくってやった。
そしたら、さっきまで余裕そうだった顔が快感に満ちた顔になっている。

これで俺も満足。と同時に安心もした。

「弘人ッ……もう大丈夫だから、離して……ッ」
「ん、ンッ……は、ッん」
離してやるもんか!
俺だって散々やられてたんだからイくまで絶対離さない。
そう思って最後のラストスパートをかけてたら、口の中に生温かい液体が広がった。

「……んぅッ!?」
「ハァッ、ハァ……弘人平気……ッ?」

低く掠れた声で聞かれた。どうやら射精したみたいだ。

どうしよう、コレ……。
いつもは出る寸前に口を離してたから考えたこともなかった。
吐きだすのは何となく悪い気がする……。
でも飲み込むってのも……ちょっとなぁ。

いや、俺は男だ!
こういうときは男らしく飲み込め!

数秒の間にあれこれ考え、ついに決心しゴクリと飲み込んだ。

「ぇえ!?弘人、今すぐ吐きだせ!」

大河はビックリしてるようだ。
口の中は変な臭いに包まれてるけど、俺は達成感でいっぱいだった。

「別に大丈夫だって。これくらい何ともないさ」

ホントは何ともなくはないけど、プライドの高い俺は強がることしかできない。それにこんなこと絶対言えやしないけど、こいつのことが……大好きなわけだし。

「嬉しい!弘人大好き、愛してる!」

バッと飛びつかれ痛いくらい抱きしめられた。
今夜は眠れないのかな……。
嫌なような、それでいてどこか嬉しいような……そんな気持ちを抱えながら俺も抱きしめ返した。


end


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