6 「え?ぁ、ちょッ……」 さっきの言葉に反論する余裕もなく、下着を脱がされた。 いきなりのことだったから、まだ心の準備が整っていない。 まぁ心の準備をしたところで何も変わらないけど。 「もう我慢できない!」 「ぁッ、やぁん……」 俺のをパクッと咥えられた。 フェラは何回もされたししたこともあるけど、やっぱり抵抗がある。 見てるだけで恥ずかしい。 「ん、んぁッ、恥ずかし……」 やめさせようと大河の頭に手をのばすが、全然力がはいらない。 気持ち良すぎて太ももが痙攣してる。 「弘人気持ちいい? さっきから腰うごいてるよ」 顔をあげて認めたくないことをきいてきた。 「あ……ッ、気持ちよくなんか、な、い」 うん、と素直に頷くのも恥ずかしくてついつい嘘を言ってしまう。 「ははッ、説得力なさすぎ……!」 「ぁ…ぁん、そのまま話すなってッ……!」 再び咥えられてそのまま話すから、くすぐったいようなもどかしいような感覚でいっぱいだ。 さっきから俺の腰がくねくねと動くのもわかってるけど、もう止めようにも止められない。 また快感の渦に飲み込まれてしまう。 「あ、あ、もうでるからッ……ぁ……ッ!」 離せ、というまえに達してしまった。 大河の口元に俺の放った精液がついてる。 「ハ、ハァ……ティッシュ持ってこないと」 よいしょ、とふらつきながら立ち上がる。 イったばかりだからか、足にあまり力がはいらない。 「大丈夫だって、ほら!」 何が?って思いながら後ろを振り返ると、大河が見せつけるようにペロリとソレを舐めた。 そしてゴクリと音をたてて飲み込み、勝ち誇ったような顔で近付いてくる。 「ばッ……!」 また顔が熱くなる。 どうして俺はこうもすぐ顔が赤くなるんだろう。 ×
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