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「ぁっ…ん…んぅっ…」

 日が落ちてより静かになった公園に、くぐもった喘ぎ声が響く。

 俺は今ベンチに座り、抱っこした吉野を下から突き上げている。
吉野は俺の肩口の服を噛みながら、大きい声が出ないよう堪えている。

 実はこの公園、かなり奥まった所にあり、人はほとんど通らない。
もし稀に通りを行く人がいたとしても、かなり離れているから声は絶対に届かない。

 おまけに俺達がヤッてるこのベンチ、垣根や木々に囲まれている為見られる心配なんてほぼゼロなのだが、一生懸命堪える吉野が可愛いから黙っておくことにした。

「吉野、顔見たい」
「んんーっ」

 ふるふると首を横に振る。

「じゃあ、声聞こえないように口塞いであげるから。ね、吉野とキスしたい。吉野は俺とのキス…嫌?」
「…そ、そんなこと…言ってない…んっ」

 ぽってりとした唇に噛みつくようなキスをすると、うっとりとした表情に変わる。

(この顔、無意識とかホントたち悪い)

「ふ、くぅ…半、ざわぁ」

(可愛い可愛い可愛いっ)

「あっやぁんっ速く、すんなぁっ」
「や、俺も限界なんだよ」
「ぁっぁっ、やだっ…やだってば!!」
「!?」

 こんなに嫌がられたのは初めてだ。
吉野はというと、ポロポロと涙を流しながら俯いてしまった。
今まで、吉野の言葉はただの照れ隠しだと思っていたから正直ショックだ。

「ごめん…そんなに嫌がられるとは…」
「違っ…そうじゃなくて…服が…」
「え?」
「このままイッたら…服、汚れちゃう…」

 何だ、そんなことか。
俺は、向き合っている吉野を反対向いて座らせそのまま挿入すると、太股を持ち、小さい子にオシッコさせるように両脚を広げさせた。

「これなら大丈夫。あ、スカートは自分で捲っといてね」
「やっこんな格好、恥ずかしい…それに、誰か来たら見られちゃう」
「でもこうするしかないだろ?ほら、汚れてもいいの?」
「あぁッ待って…分かった、からぁっ」

 吉野は泣く泣くスカートを捲った。
正面からは吉野の可愛いペニスも結合部分も全部丸見えだ。

「ん、あぁッ…」
「吉野、いつもより感じてるね」
「ばっ!感じてな…あぁんッ」

 否定するけど、いつもより締まりも感度も格段に良くなっている。
街頭の灯りに照らされ、薄暗い公園で人目を忍んでする行為が、スリルと深い快感を生んでいるのだろう。

「あっもう…イクっ…出ちゃうぅ」
「いいよ。オシッコするみたいに思いっきり飛ばして見せて?」
「へっ変なこと言うな!!イキづらく…ぁっや、待っ…ぁっぁっああぁ―――ッ」

 すごい飛距離が出たのを見届けると、俺のペニスも弾かれた様に熱を吐き出した。
 

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