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「ンッ、は、はぁ……」

台所に手をつけながら呼吸を整えていると、肩を捕まれて床に押し倒された。

「いッ! ちょ、何すんだよ」
「は、もう我慢できない!」
「はぁ? 意味わかんねぇ……ってうわぁ!」

硬い床に倒されて痛いわ肌に直接触れると冷たいわでイライラしてたけれど、目の前のあるものを見たら全部吹き飛んでしまった。
そこには赤黒くて巨大なぺニス。
先走りでつやつやと光っているのを見ると、同じ男としてそこまでよく我慢できたなと奏は思う。
ましてやそれが自分の中に入ると思うと、知らず知らずの内に期待やら恐怖やらでぞくぞくしてしまう。
そんな思いで気を引き締めながら待っていると。

「え、え?」

その何とも可愛いとはいえないグロテスクな物体が、だんだん大きくなっている。
イコール、だんだん顔に近づいてるということだ。

「え、何? ……ぁッ」
「奏わかる? パイズリだよ」
「やっ、お、俺胸なんか膨らんでないし……ッ」

恭介は気にせずにぴとっと奏の乳首に欲望を宛がう。
ゆるゆると恭介が腰を動かすと、奏が切なげに声を漏らしはじめた。

「ふンンッ、あっ、やだ、きょ、すけ、熱いッ」
「はッ、ヤバ、超気持ち良い」

熱いのも我慢汁でヌルヌルしてるのも、奏にとっては全てが気持ち良くて。
しばらくはそうやっておたがいに快感をむさぼりあっていた。

「ひあ、ぁッア、ぁんっ」
「くッ、奏……かわいい……」
「アッ、ん、るさいっ」
「はァ、は、俺、もうイきそうかも……」

額に一滴の汗を垂らしてそう告げた恭介は、腰の動きをより速くして奏の顔に向けて精液を放った。

「は、ハァ、くッ――……!」
「あッ、うわぁ!」

奏はまさか自分の顔にかかるとは思ってなかったので唖然とした。

「ッは、奏だいじょう……エロっ!」

その後、恭介は奏にパンチをくらった。


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