状況 「うーあー!!やべぇ!」携帯を放り出し、頭を抱えた更夜に、由希が首を傾げる。「どうしたの、急に。」「レポートなんざ捨てるんだった!」頭を抱えたまま、低く唸っている。「え?それはだめだよ。」だってあの先生厳しいし、と由希は小さく笑う。「由希ッ!昨日は由良ちゃんの誕生日だぞ!?」「・・・あぁっ!!」部屋に痛いほどの沈黙がおりた。 - 1 - [*前] | [次#] back 人気急上昇中のBL小説BL小説 BLove - ナノ -