贈り物 | ナノ
状況


「うーあー!!やべぇ!」

携帯を放り出し、頭を抱えた更夜に、由希が首を傾げる。

「どうしたの、急に。」


「レポートなんざ捨てるんだった!」

頭を抱えたまま、低く唸っている。

「え?それはだめだよ。」
だってあの先生厳しいし、と由希は小さく笑う。


「由希ッ!昨日は由良ちゃんの誕生日だぞ!?」

「・・・あぁっ!!」


部屋に痛いほどの沈黙がおりた。


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