4 義理…。あまりにも冷たい。他人みたいな言い方だ。「友達じゃないの?」顔を背けている龍は、かっこよかった。タンクトップから見える腕や首も、昔よりずっとたくましい。どんどん大人になってるんだ。「違うな。行動を一緒にしてることが多いだけだ。」たくさん話しても、遊んでも。友達っていうわけじゃないみたい。「じゃあ何で一緒にいるのさ。」龍の考えがよく分かんなかった。子供っぽいけど、精一杯の抵抗をしてみる。「……。」 - 25 - [*前] | [次#] back 人気急上昇中のBL小説BL小説 BLove - ナノ -