ぼちぽち | ナノ
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義理…。
あまりにも冷たい。

他人みたいな言い方だ。

「友達じゃないの?」


顔を背けている龍は、かっこよかった。

タンクトップから見える腕や首も、昔よりずっとたくましい。

どんどん大人になってるんだ。


「違うな。行動を一緒にしてることが多いだけだ。」

たくさん話しても、遊んでも。

友達っていうわけじゃないみたい。


「じゃあ何で一緒にいるのさ。」

龍の考えがよく分かんなかった。

子供っぽいけど、精一杯の抵抗をしてみる。

「……。」



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