ぼちぽち | ナノ
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バスケ部でかっこいい健悟は、笑うととっても爽やか。

座っている健悟の後ろの席に座る。

僕はまっすぐ机に向かって座る。
健悟が後ろを向いて、龍は僕の横の椅子に座って、こっちを向く。

いつもの食事の形態だよ。



「うん。」

毎日の僕の日課。

ささやかな幸せの1つが、これ。

「フルーツオレ、大好き。」

今日は苺オレだよ。

昨日はマンゴーだったんだ。


「可愛い奴。じゃ、誕生日プレゼントはフルーツオレ一年分か?」

僕の頭を、撫でて健悟が笑う。

「んー。毎日飲むし、大変だと思うよ?」

金銭的に。

「でも、ありがとうね。」

気持ちだけで十分、そう笑うと、健悟もにっこり笑ってくれた。


「おい。」



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