キリリク | ナノ
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「お茶をしにおいでよ。」

透から、そんな誘いが来た。

午後は暇だったし、この学校の生徒会室とやらが見たくもあった。


本音を言うと、その下に書かれていた言葉に強く心を動かされたんだけど。


「おいしい紅茶とお菓子、用意しとくから。」

おいしい紅茶とお菓子?

大歓迎に決まってる。
甘いものは好きだ。

しかも無料で、相手は透。


行かない理由なんて無い。

な、そうだろ?


だから俺は、あっさりと了解した。


そして、現在に至る。

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