1 「お茶をしにおいでよ。」透から、そんな誘いが来た。午後は暇だったし、この学校の生徒会室とやらが見たくもあった。本音を言うと、その下に書かれていた言葉に強く心を動かされたんだけど。「おいしい紅茶とお菓子、用意しとくから。」おいしい紅茶とお菓子?大歓迎に決まってる。甘いものは好きだ。しかも無料で、相手は透。行かない理由なんて無い。な、そうだろ?だから俺は、あっさりと了解した。そして、現在に至る。 - 2 - [*前] | [次#] back 人気急上昇中のBL小説BL小説 BLove - ナノ -