∞主義 | ナノ

熱く、熱い


わぁぁぁ、だとか。
きゃぁぁ、だとか。
うおぉぉ、だとか。

歓声はうるさくて鳴り止まないけど、それに更に興奮してる俺がいる。


俺達のチームは強かった。
自信があって楽しみで、はりきってる奴等ばっかなチームだった。


その中でも、健の動きは抜群だ。

突っ走る豪快なプレーは、見てるこっちまで走り出したくなる。


もちろん、俺だって動きまくった。
実際、一番点数を入れてるのは俺だしさ。

まぁ、楽しむこと第一でやってるんだけど。


喧嘩のほうがずっと好きだけど、こういうスポーツもいい。
気持ちいい。


そんな、爽やかな青年みたいなことを考えながら、汗だくになって走り回った。



そして、今の試合。

俺はもう、バラメータなんてぶっ壊しそうなくらいにワクワクしてる。

テンションが上りすぎて、自分で自分が恐ぇよ。


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