∞主義 | ナノ

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「透が他人を気にかけるなんてな。」

俺達のやりとりを見て、驚き顔の生徒会メンバー。

代表するように、会長が言った。


「更夜は僕の特別だからね。」

透はさらりと答える。


「へぇ・・・。」

「蓮(レン)、変な目で更夜を見ないで。」

あ、会長は蓮って名前なんだ。

かっこいい名前、もらってるなー。



「じゃぁ、改めて自己紹介でもしておくか。」

にやりと笑って、会長は俺を見た。


「一条学園生徒会長、城ヶ崎蓮(ジョウガザキ レン)だ。」


「書記の葉山謙二(ハヤマ ケンジ)です。」

さっきの眼鏡の男も、軽く頭を下げた。



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