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学園までの道のりはとにかく長かった。
ほんとに山の上にあるし・・・。
地図見たけど、あんま理解出来なかったんだよね。
あんなに広い土地使ってる建物、見たことねぇもん。
「うっそーん。」
学園の前に降り立った俺は、とりあえず現実逃避してみた。
だってさぁ・・・
何コレ!?
学園のその門構えは・・・その、なんというか・・・
中世ヨーロッパ?
黒くてかっこいいデザインのでっかい柵。
その向こうには、豪華な彫刻の噴水とか芝生が見える。
校舎までが非常に長い道の脇には、バラとか植えてある。
白い塀もやたら高くてしっかりしてる。
看板も金文字で豪華だ。
・・・金持ち学校、恐るべし!
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