短編 | ナノ
(嗚呼、君よ)



世界は醜く歪んでいる

だからこそ愛おしいのだ

だがしかし

世界に在る君のなんと清らかなことか

それはもう

異端者として殺してしまいたいほど

だけれども

僕にはそれが眩しい

眩しさからか、涙があふれる

なんと清らかな君


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