明日晴れるかな(指輪編) | ナノ

 再会とリングと(6/6)



「あ〜〜も〜〜〜っ!ダメオヤジは帰ってくるわ、変な指輪が届くわでダブルでめちゃくちゃだよ〜〜」

「まあまあ。ディーノさんに一旦話してみようよ」

「はっ!そういえば葵は指輪かかってなかった!?大丈夫だった!!?」

「お…オレは特に無かったみたいだけど」



それを聞くとツナは良かったーと笑みを浮かべた。
そんなやり取りをしているとディーノがいると思われる中山外科医院へたどり着く。
中に入るとそこには獄寺と山本の姿があった。



「昨日はごめん!!助けてもらったのに…」

「あ…いや…」

「…………」



昨日の出来事が尾を引きなんとも重い空気が流れる中、妙なことがあってと話を変える。
すると二人とも見慣れたリングを取り出した。



「ポストにこんなもんが入っててさ」

「もしかして昨日の奴がらみかと思いまして。跳ね馬にここの場所聞いてたんで」

「ああ〜〜!!そのリングってまさか〜〜!!やばいって!!それ持ってると狙われるんだよ!!つーかなんで獄寺君と山本にも…!?」

「選ばれたからだぞ」



振り返るとリボーン、ディーノ、千李の三人の姿。
リボーンは話を続けた。



「ボンゴレリングは全部で7つあるんだ。そして7人のファミリーが持ってはじめて意味をもつんだからな」

「!?」

「お前以外の6つのリングは…」



時期ボンゴレボス、沢田綱吉を守護するにふさわしい6名に届けられたぞ。





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