◎
許されざる者(9/10)
俺より遥か後ろにいるハズなのに俺より遥か先にいるような気がして
嫌だった
見たくなかった
認めたくなかった
だから遠ざけたくて────
否定することで優位に立とうとしてたんだ
俺はずっと敗けていた
雄英に入って思い通りに行くことなんて一つもなかった
てめェの強さと自分の弱さを理解してく日々だった
だから────
prev
|
next
back
×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -