ねた | ナノ





◎メロウとクオリア (01/14 13:02)





クオリア「ちはー、メロウのおねーさんいるー?」
メロウ「あらあら、いらっしゃいませ。お久しぶりですクオリアくん」
クオリア「久しぶり!あの不良坊主といとまさんは?」
メロウ「うふふ。商品のため狩りに、と言えば伝わるでしょうか」
クオリア「あー、はいはい。でもさ、誰よりおねーさんが行けば狩るだけなら早かったりしねえ?」
メロウ「なにを言っているんですかクオリアくんは。わたしなんて、あのふたりと比べたらただのか弱い女の子ですよ」
クオリア「ふ、ふぅん…(ただのか弱い女の子があのふたり従えて店開けるわけないじゃん…)」
メロウ「うふふ。なにか余計なこと、考えていませんか?」
クオリア「いやいやいや!んなわけないじゃん!」
メロウ「あら、そうですか。ところで今日はなにをお求めにこられたんです?」
クオリア「なんかいいもん入った?」
メロウ「良いものかどうかはお客様であるあなたに判断をお任せしますよ。うふふ、アクセサリーからあなた好みの刃物に情報そして戦車、猛毒まで幅広く販売してますから。お支払いさえしていただけましたらお好きにどうぞ」
クオリア「相変わらずこえーよなおねーさんは。いっつも笑顔でさあ。しかも表向きにはただの雑貨屋だろ、ここって」
メロウ「うふふ。わたしが怖いだなんてクオリアくんは失礼ですね」
クオリア「すんませんっした」
メロウ「殺人鬼に怖いなんて言われて、わたし傷ついちゃう」
クオリア「すんません…まじですみませんって!んな怪しげな薬取り出さないでくれよっ」
メロウ「いやですね、薬の整理をしているだけだというのに」
クオリア「………」
メロウ「それで?結局なにをお望みですか?」
クオリア「小振りな刃物。殺傷力はそこそこで」
メロウ「あら。いつも派手な武器をご所望なクオリアくんが珍しい」
クオリア「…いやーなんかさあ、おれの場合、殺傷力の高い低いは問題じゃないみたいで。それこそなに使っても変わらず無差別にぶっ殺しちゃうんだわ」
メロウ「変わりませんね」
クオリア「変われねえんだよ」
メロウ「うふふ、承知しました。ご案内しますわ、こちらへどうぞ」
クオリア「ん、さんきゅ」




シャワーズ♀のメロウ
表向きには雑貨屋さん、本業は情報屋さん、そしておまけにその他武器を取り扱うお店のオーナー

毒の扱いはお手の物
うふふ、と笑うのが癖
怖いおねーさんなので、古い付き合いだけどもクオリアは彼女が苦手です



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