ねた | ナノ





◎ちょっと恋しちゃったみたいなんだけど (01/11 17:24)





クオリア「なぁパルファちゃんよ、ちょっとおれの話を聞きやがりなさいよ」
パルファ「聞きやがりなさいよってなんだよ。普通に聞くから普通に話せよ」
クオリア「おう聞け。聞きやがれ。よっく聞け」
パルファ「はやく喋れよめんどくせーなおまえ!」
クオリア「仮に。仮にだ。仮の話だからな。おまえさ、一応ギルドって感じのかなりの少人数で働いてんじゃん」
パルファ「…おう」
クオリア「そんで、おまえはギルドの……まぁいいやそこそこ親しくてそこそこいい距離感っつー仲間たちに対してどういう気持ちで接してやがる?」
パルファ「あー、んー、そうだな、そこは普通に大事な仲間たち、じゃねーの」
クオリア「…あくまで大事な仲間たち、だよな」
パルファ「なんだよ。恋愛相談かよ。おまえそういや何年か前から傭兵なんだもんな。そこにいる誰かか?」
クオリア「違うに決まってんだろ馬鹿かパルファ。仮にだっつったろ。しかもおれが恋だの愛だので悩む?悩むかばーか!ばーか!百戦錬磨のクオリアくんが!そんなんで悩むわけないだろ!」
パルファ「ああそうかい(…わかりやすっ)」
クオリア「そんで続き。続きとは言えあくまで仮にだぞ。いいな、仮に、だ」
パルファ「ハイハイ」
クオリア「大事なお仲間で、…しかもそれが同性でなかなか歳が離れていたりする奴がいたとして、そいつに実はあんたのこと好きかもしんねーとか言われちゃったりなんかしたら。………素直に、率直に、どう思うよ」
パルファ「……それはかなり、まず、驚く…だろ」
クオリア「…そんで?」
パルファ「あくまで大事な仲間、だ。そういう目じゃ見れんって伝えるしかないんじゃね」
クオリア「………同性だぜ?きもちわるくねえ?」
パルファ「や、別に俺はその辺に偏見とかねえからさ。まーフツーに女の子好きだけど」
クオリア「フツーの意見からしたら、きもいって思われんのがフツーなんだよなぁ…」
パルファ「………(こいつがんなことで悩む日が来るとは)」
クオリア「…もーやだおれ…おれがやだ…きもい…うううー」
パルファ「………(ばかかこいつ…丸わかりじゃねーかよ…)」
クオリア「………なあ、パルファちゃんよ」
パルファ「ん?」
クオリア「おれみたいなのが本気で誰かのこと愛しちゃっていいと思うか?」
パルファ「………てめーの自由だろ。そんなのは」
クオリア「うー………」



ソファに突っ伏して真っ赤になったり真っ青になったりしながらうだうだ言ってるだけのクオリアととりあえず自分の意見ははっきり言うだけのパルファ

誰かと性的に馴れ合うことはあっただろうが誰かと恋愛したことなんぞこいつにはない
ある意味初


もう…両片思い妄想止まりませんよ…



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