ねた | ナノ





◎パルファとクオリア (10/13 16:58)



「人間関係ほど難しいもんはこの世に他とないと俺は思う。おれたち人間じゃないけどポケモンだけど」
「あーお前にとっちゃな」
「そうなんだよ普通にオトモダチしちゃったりしてる奴らとかなんなの?どうやったらオトモダチって出来んの?」
「普通にしてりゃ普通に出来るだろうよ」
「おれたちの普通はてめーの普通と違うんだよくそパルファ」
「自分のこと普通じゃないって言う奴は結構な凡人だったりするんだぜクオリア」
「お前よー、躊躇いなく他人ぶっ殺せちゃってしかもそれを悪いと思えないおれが普通だったら世の中地獄絵図じゃねえの?」
「あっはっは、そりゃそうだわな」
「まず他人を好きになるだろ、仲良くなるだろ、そんでなんか知らんがおれに殺されちゃうんだよ」
「こえーよ。やめてやれよ。マジでなんなんだろうなお前の殺人って…夢遊病みたいなもん?」
「ちげーし馬鹿野郎」
「俺個人的にはお前みたいなお人好しな奴は大好きだけどさ、殺されんのは勘弁だな。つーか殺しちまうような他人をオトモダチにしようとすんなや」
「パルファー」
「ん?」
「お前おれに殺されたらぶっ殺してやっからな」
「おーおーやってみろ?てめーなんざオトモダチじゃないから全力で正当防衛してやるよ」
「頼むぜ親友」
「おうよ悪友」



ふたりの距離は近いんだと思うよ!
クオリアは他人に基本的に踏み込んでいかないこ



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