▼ 君を好きな人
『今年のバレンタインは少し高級志向で…』
『スタッフの調べによりますと、チョコレートをあげたいと思っている相手がいる女性は…』
テレビのそんな特集を目にしたのは、まだ2月に入る少し前の頃のことだ。
俺はふと思った。
――バレンタインって、男同士でも成立するものなのか?
渡すとすれば俺からひふみに?それともひふみが俺に?いやあいつが俺にチョコを買ってくれるところなんて想像できない。だが俺があいつに渡すところも想像できない。じゃあ一体どうすれば。
わからん。さっぱりわからん。…つーか渡さなくていいんじゃね?ひふみのやつ、甘いものそんなに好きじゃないし。でも両思いになって初めてのバレンタインだからな…いやなんだよ両思いって。初めてのバレンタインって。柄じゃないにも程がある。
「…」
「なに。アホ面だな瑞貴くん」
…やっぱムカつくしあげんでいいわ。
*
授業で出されたレポートのために学内の図書館に立ち寄ると、偶然自習スペースにひふみの姿を見かけた。
少し前もここで会ったなぁ、と思う。まだ俺がひふみに対する気持ちに気が付いていないときの話だ。あのときはひどい目にあった。トイレであちこち身体を弄り回されたのは、後にも先にもあれっきりだ。
脅かしてやるつもりで足音を忍ばせて近づく…が、隣に見慣れない人物の姿を見つけて咄嗟に動きを止めた。
――女の子?
「私が後半部分の発表をするから、橘くんは前半ね」
「そうすると早川の負担が重いだろ。俺が後半やるよ」
「じゃあ前半後半じゃなくて内容でわけようか」
「うん。そっちのがいいと思う」
二人はルーズリーフを机の上に広げ、何やら真剣に話し合っている。話の内容から察するに、ゼミ発表の打ち合わせか何かだろう。
「発表の順番って何番目だっけ」
「最後から2番目。皆飽きてる頃だよね」
「聞き流してくれたほうが気が楽だから丁度いい」
「あはは、確かに。変に質問とかされるよりは居眠りしてくれた方がいいかも」
女と二人で話すな、とか、そんな狭量なことは思ってもいないし言うつもりもない。誰かと組んでゼミ発表なんて大学生なら当たり前のことだ。
――だけどさ、その子、明らかにお前が好きだろ。
鈍い俺にも一目でわかる。ハヤカワと呼ばれたその女の子のひふみを見る目も、話す声も、表情も、その何もかもがはっきりとひふみに対する「好意」を物語っていた。
気付いてねぇのかよ。ひふみのアホ。
「…」
…まぁ、あいつは俺が好きなんだし?相手が女の子だからって変に心配する必要はないし?
「そろそろ腹減らない?どっか外に食べに行こう」
「あ、そうだね。橘くんは何食べたい?」
「早川の食べたいものでいいよ」
「この間も同じこと言ってたじゃない」
俺は黙ってその場を後にした。それ以上二人を見ていたくなかったからだ。
嫉妬だと言われれば、そうなのかもしれない。大丈夫だと自分を宥めるのは、どこか自信がないからなのかもしれない。
そんな自分を自覚するのも嫌だった。
こんなことでいちいち不安になるとか、馬鹿か俺は。
*
「ただいま」
図書館での出来事もすっかり忘れてしまったその数日後、いつものように合鍵を使って部屋でくつろいでいると、ひふみがバイトから帰ってきた。
「おう、お帰り。勝手に風呂使わせてもらった」
「うん」
ふとその手に有名洋菓子店の紙袋があるのを見つける。我ながら目敏いというかなんというか。
「もしかしてそれお土産?やった!俺一回そこのケーキ食ったことあるんやけど、チョコレートのやつがめちゃくちゃ美味くてさぁ」
「違うし。お土産じゃねーよ」
「えー、じゃあなんなんだよ」
「別に」
別にってことはないだろう。
「あっ、お前さては一人で美味しいもん食うつもりやな?ずるい」
「だから違う。…風呂入ってくる」
「はぐらかすなって。答えないならお前が風呂入ってる間に俺が全部食うぞ」
冗談のつもりで言ったのだが、ひふみは鋭い視線で俺を睨んだ。
「絶対駄目」
「…睨むことねーだろ」
俺もむっとして口調が荒くなってくる。あぁこれは喧嘩のパターンだ。やばい。止めなきゃ。
「あー…、えっと、違くて…説明する」
そう思ったのは向こうも同じらしく、ひふみはぐしゃりと自信の前髪を触って溜息をついた。
「なに」
「ゼミの子にもらった。バレンタイン」
「…え」
頭の中を過るのは、先日図書館で見た光景だ。
「…告白されたってことかよ?」
「…うん」
あの子だ、と確信する。
「もちろん告白は断った」
「…」
「けど、これは俺が一人で食べたい。それが相手の気持ちに対する誠意だと思う」
ひふみの言うことは当然だ。こいつの考え方には納得できるし、俺だって同じ状況だったらそうする。
だけど、一つだけ、引っかかることがある。
「…俺が気づかなかったら、黙ってたのかよ」
「え?」
「告白されたことも黙って、一人でこそこそ隠れてそのチョコを食べるつもりだったのかって聞いてんだよ」
「…そういうつもりじゃ…」
「そうなんだよ!お前はいっつもそうだ!」
――ひふみはいつも、大事なことを言ってくれない。
もしも俺が、気付かなければならないはずのことを見落としてしまったらどうするんだ。黙ったままで、肝心のことは何一つ教えないままで、それで本当にいいと思っているのか。
「…別にわざわざ言うことでもないだろ。相手は瑞貴の知らない人だし、本人も告白したとかされたとか軽々しく公にされたくないだろうし」
「この…っくそバカ!!」
「ぐっ…」
ごん、と鈍い音がした。俺がひふみに頭突きした音だ。
「いってぇ…お前…この、石頭…」
ひふみは顎を押さえながら俺を見て、ぎょっと驚く様子をみせる。
「…っう、ぅ゛…」
「え、泣いて…」
「泣いてねぇ!!」
瞳に溜まった涙はまだ零れていない。だからセーフだ。
「帰る!!」
「ちょ…っ、瑞貴!」
呼びかけてくるその声を無視して部屋を飛び出した。
――嫉妬だ。ヤキモチだ。結局俺は狭量な人間なんだ。
ひふみが告白されることなんてこれまでだって何度もあった。
だけど、こんなに悔しかったのは今が初めてだ。悔しい。泣きたくなんかないのに。
ひふみの良さを知っている子がいることが悔しかった。ひふみのことを見つけた人がいることが悔しかった。
図書館での光景が頭にこびりついて離れない。やめろよ。そんな顔であいつのこと、見るなよ。そんな「好き」って言わんばかりの表情で、あいつの隣に立つなよ。
ひふみを好きでいていいのは、俺だけなんだ。
*
家に帰ったのはいいが、一人でいるとどうにも落ち着かない。悩んで悩んで、相談する相手はやっぱり慎しか思いつかなかった。流石に呼び出すのは気が引けたので、ラインを使ってひふみと喧嘩した経緯を説明することにした。
[なんだ。そんなの簡単じゃん。瑞貴もひふみにバレンタインのチョコを渡せばいい。]
慎はしばらくして、何を悩む必要があるのかとそう返信を寄越した。
[俺もひふみも男なのに?]
[あぁそうだね。瑞貴はそういうとこ気にするタイプだ。関係ないよ。そもそも欧米では男性が贈る側だし。]
[でもあいつ甘いの好きくないし。]
[渡す品物なんてなんでもいい。要は気持ちが伝わればいいんだから。]
――気持ち、ねぇ…。
[怒ったり嫉妬したりするよりは、チョコ一つ渡す方が何倍も楽だろ?]
[うん。まぁ、そうだけど。]
[喜ぶと思うよ。ひふみが誰を好きか、一番知ってるのは瑞貴でしょ。]
「…」
そういえば、中学生のときだったか高校生のときだったか、似たようなことがあったけか。
『なん食べよん?』
『見ればわかるやろ』
『チョコ』
『そう』
『まさかバレンタイン…!?』
『…まぁ、うん』
『お前、甘いの好きくないのにそんな大量に食えるん?』
『好きとか嫌いとか関係ない。俺のためにつくってくれたんやから、俺が食べなきゃ意味が無いやろ』
『えーと、つまりその子と付き合うってこと?』
『いや…それは話が飛躍しすぎ。付き合わんよ』
『なんで!?その子のことふったん!?』
『なんでって…好きになる可能性が一ミリもないってわかってるから。そんな状態で軽々しく付き合えるわけない。それこそ相手に失礼』
『はー…えり好みすんなよひふみのくせに』
『…お前ほんとアホやな。ムカつくけもう黙っとけや』
『は!?』
ひふみはきっと、あの頃から俺のことが好きだった。
他の人を好きになる可能性が一ミリもない。そう言い切れるほど、俺のことを想ってくれていた。
向けられた好意と、それに応えることができない自分。相手に対する誠意をどうやって示すかなんて、その正解は俺にはわからない。でも、ひふみがやったことが間違いではないことはわかる。
想ってくれてありがとう。ちゃんと気持ちは受け取った。でもごめん。同じように気持ちを返すことはできない。自分にできるのは、想いのこもったこのチョコレートを大切に食べることだけ。
多分、あいつはそういう風に考えている。
俺はそんなあいつのことを、優しいひふみのことを、とても好きだと思う。
人の気持ちを大切にするひふみのことを、とても誇らしいと思う。
――俺が一番に伝えなきゃどうする。
他の人ができることを、俺がしなくてどうする。
負けたくない。俺にだって自信があるのだ。ひふみのことを世界で一番好きな自信。ひふみのことを世界で一番大事にできる自信。
ありがとう、と慎に向けて返信を打つと、なにやらファンシーな猫のスタンプが送られてきた。「頑張って」という文字が描かれている。こいつこんな可愛いスタンプ持ってんのかよ。女子か。
携帯をコートのポケットに滑り込ませると、俺は家から一番近いスーパーに向かうことにした。
*
「ごめん」
目の前にそれを差し出すと、ひふみは眼鏡の奥でぱちぱちと目を瞬いた。
「なに、これ?」
「…この間、バレンタイン貰ってたろ。ハヤカワさんに」
「…え、早川さんのこと知ってんの?」
「知らんけど、前に図書館で一緒にいるとこ見た」
「あぁ、そう」
そんで、と俺は話を続ける。
「他の子があげてんのに俺があげないのはどうかと思って…あと、一方的に怒って拗ねてたお詫びっつうか…」
「ふーん…」
あれ。思ったより反応が薄い。ひょっとしてまだ怒ってる、とか。
ひふみは差し出した紙袋を受け取ると、そっと中を覗き見た。そして言う。
「…もしかして手作りなわけ?」
「…うん。トリュフってやつ。作ってみた」
市販の既製品を買うことももちろん考えたのだが、とにかく気持ちを伝える努力というものをしたかった。相手を思って一生懸命にお菓子をつくる。そういう順序をしっかりと踏みたかった。
「えっと、お菓子作りとかしたことないけど…レシピ通りにはつくったし、味は保証…」
…ん?味?
そこで気が付いた。
…俺、味見してなくない?
「ちょっと一旦それ返せ」
「は?なんで?」
「まず俺が食う。味見すんの忘れてた」
「嫌だ」
「は?」
この間と同じ鋭い眼で睨んでくるひふみ。前回はともかく、なんで今そんな怒ってんだよ。俺何も間違ったこと言ってないだろ。いや確かに味見を忘れるっていうのは致命的なミスだけども。落ち度は俺にあるけれども。
「これは俺がもらったんだから、俺が一人で食べる」
手を伸ばす俺から紙袋を遠ざけ、ひふみはそう言った。
「でもまずかったらどうすんだよ」
「それでもいい」
「いや、よくねぇだろ」
「いい。味とか関係ない」
「関係なくない」
「…本命からもらったの、生まれて初めてだから。それだけで十分」
ぼそっと一言つぶやいた後、ひふみは屈託ない笑顔で笑う。
「すっげぇ嬉しい」
「!!」
「ありがと」
――なんだその顔…!初めて見るんですがそんな嬉しそうな顔…!
「…そ、それなら、良かった…」
滅多にない満面の笑みにどぎまぎしながら、伸ばしていた手を引いた。
…こいつ、本当に俺のこと好きなんだ。
「瑞貴」
「んっ!?」
ちゅ、と唇にキスされたかと思えば、そのままきつく抱きしめられる。
「俺も、この間はごめん」
「え、いや…ひふみは悪くないんじゃ…」
「もし俺がお前の立場だったら、同じように怒ってたと思うから」
「あ、そう…」
なんだなんだ!?なんだこの甘い対応!?
「大事に食べる」
「…おう」
「本当はもったいないから一生とっときたいけど」
「腐る前にちゃんと全部食えよ」
「うん。代わりに写メ撮っとく」
「なんだそれ…バカ」
「バカでいいよ」
――抱きしめられたままで良かった。こんな顔、見られたら恥ずか死にする。
どうやらバレンタインは、男同士でも成立するらしい。
*
「やる」
「へ?」
それから約一か月後の3月半ばのこと。今度はひふみが俺に向かって小さな紙包みを差し出した。
「なにこれ」
「指輪」
「はっ!?」
「バレンタインのお返し。さすがに万単位のやつは買えないし安物だけど」
「いやいやいや、俺の材料費ラッピング代含めて2000円もしてねーよ…!?」
「あぁうん。俺もそのくらい。ちゃんとしたやつはもっと大人になってから買おうと思って」
待て待て。そう次々に爆弾を落としてくるな。処理しきれん。
「…もしかして俺、重い?」
固まったままの俺に、ひふみは不安そうな表情を浮かべた。慌てて否定する。
「今更何言ってんだアホ。好きな奴が重いって、それ最高以外の何物でもないだろ。そんだけ愛されてるってことだぞ」
「…うん」
「貸して」
差し出された包みを受け取り、手のひらの上に銀色をした小さな環を取り出した。出てきたのはシンプルなシルバーの指輪がひとつだけ。
「…何でひとつなん?」
「え」
「こういうのはペアでつけるんじゃねぇの」
「…そういうもん?」
いや世の中のカップルがどうなのかは知らんけど。俺だけつけてても意味なくないか。
「はぁ…」
なんとも締まらないオチに俺は溜息を吐いて、それから盛大に笑った。笑い転げる俺を見て、ひふみが罰が悪そうな顔をする。
「はー…笑った笑った…てかこれ買った店ってどこにあんの?」
「駅ビルの中だけど…」
「おし、明日買いに行くぞ。おそろいのやつ」
「明日?」
「今日はもうどこも出かけない」
ぎゅむっと強く目の前の身体に抱き着いてやった。
そっか。そうか。好きな奴からプレゼントをもらうって、こんな気持ちなんだ。確かにものすごく嬉しい。
「ありがと。俺も本命からお返しもらったの初めて」
「…瑞貴はそもそも本命からバレンタインもらったことないだろ」
「てめぇ調子のんなよ!」
ようやくひふみも笑う。俺はそんなひふみの顔を両手で引き寄せ、キスをした。
「好きだ」
「…うん」
「ひふみは?」
「好き」
「おし」
「瑞貴が好きだよ」
「よしよし。それでいい」
わしゃわしゃと犬を扱うみたいに髪をかき乱して撫でてやる。てっきり嫌がられると思ったのに、ひふみは黙って撫でられるがままになっていた。
「そういえばどうなん?俺が一ヶ月前にあげたチョコの味は」
「普通にうまかった」
「さすが俺!」
我ながら見た目は称賛に値する出来栄えだったしな。味見を忘れていたのはご愛敬だ。
「でも来年はもっと期待しとけよ。グレードアップしたやつを食わしてやる」
そう言いきった俺に、今度はひふみがキスをした。
「ん…っ」
軽く唇を吸われ、甘い声が漏れる。
「んっ、ん、ん、ちょ…っバカ」
唇が段々下がっていき、丁度鎖骨の下辺りにちりっとした痛みを感じた。こいつキスマークつけやがった。
「瑞貴もつけて。見えないとこ」
「見えないとこぉ?…このへんとか?」
「ん」
同じように鎖骨の下あたりに吸い付いて、赤い痕をつけてやる。肌に刻まれた不格好な痣を見て、ひふみは満足げな表情になった。かわいいやつめ。
「瑞貴」
「なに」
「さっき、来年はもっとグレードアップしたやつを食わしてくれるって言ってたけど」
「うん?」
「…来年も一緒にいてくれるってことでいいんだよな」
こんな風に所有印までつけといて、何を今更。
「来年どころか俺の予定ではジジイになってもお前と一緒にいるはずなんだけど?」
「うん」
「いや、うんじゃねーよ。喜べよ」
「これ以上どう喜べと?」
「喜んでんの?」
「やばいくらい喜んでる。今顔きもいから見んなよ」
「えー?」
「見んなっつってんだろ」
「ふぐっ」
後頭部を鷲掴みにされ、無理矢理その肩口に顔を押し付けさせられる。ぎゅうぎゅうと強い力で潰されるのは苦しくて、だけどとても心地が良かった。
「ふ…っふふ、っく…」
「笑うな」
「だぁってさぁ、笑うだろ、こんなん」
この距離が許されること。強く抱きしめてくれること。俺の言葉一つで喜んでくれること。そのどれもが愛おしくてたまらなかった。
「なぁ、ひふみ」
「ん?」
「指輪はめて」
手を伸ばしてその背中を抱きしめ返し、俺は言う。
「…ん」
少し身体を離し、ひふみの長い指が銀色の環を俺の指に通していく。まるで最初から俺のために作られたかのように恐ろしくぴったりとはまる指輪。いつの間にサイズなんてはかったんだか。
「大事にする」
「いいよ。安物だし」
「そういう問題じゃねーってわかってるだろ」
左手の薬指で光るそれを、俺は何度も何度も繰り返し撫でた。
――チョコひとつがとんでもないものに化けたものだ。
さて、来年のバレンタインは何をあげようか?
end.
*
名無しさんリクエスト「喧嘩→仲直りで切甘なお話」、蔦屋さんリク「嫉妬して泣いてしまう可愛い瑞貴がひふみに愛されて幸せになるお話」、ユマさんリク「ひふみを好きな清楚系女子登場→嫉妬からひふみと喧嘩、対抗してチョコを渡す瑞貴→ひふみものすごく喜ぶ→からの〜イチャイチャ展開」でした!お三方のリクエストを統合させていただきましたが、どうぞご了承ください。
R18展開を入れるか迷ったのですが、純粋にチョコをもらって喜んでいるひふみを書きたかったので今回はなしという形にしました。場面がころころ変わってすみません。
日瑞はお互い嫉妬するタイプです。相手に一番近いのは自分だと思ってる分、そこに違う人が出てくると不安も大きくなるのかなと思います。
おまけで指輪を買いに行く小ネタなんかも書きたいです。
素敵なリクエストをありがとうございました!楽しんでいただけますように!
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