▼ I'm crazy about you.
俺は震えた。恐怖に怯えているわけでもなく、寒いわけでもない。
「…見るな、馬鹿ひかる」
目の前に現れた、超絶可愛いメイドさんのせいである。
文化祭の出し物で仮装喫茶をすることになった我がクラス。
男女関係無くくじ引きで衣装を決めたのだが、まさか聡太郎がこんな…こんな…っ!!
「見るなって言ってるだろっ」
あぁぁぁぁぁぁぁっ!なんて可愛いのぉぉぉぉぉ!?なにこの子天使!?天使じゃん!?
分厚い眼鏡にボサボサ頭は顕在だが、そこはかとなくエロさが滲み出ている。なんというか…ギャップ萌え?とにかくチグハグ感がたまらなくイイ。まぁ聡太郎は何しても可愛いんだけど。
「も、だめ…俺チンコ勃ちそう…」
「何言ってんだこのバカッ!」
「ね、ね、あのね聡太郎」
「嫌だ」
「まだ何も言ってないよ!」
「顔に書いてある!どーせえっ…えっちしたいとか言うんだろ!」
「えへへ」
「えへへじゃない!」
眉間に皺を寄せて口を尖らせるのが可愛い。ちゅうしたい。ぺろぺろしたい。えっちしたい。
「守山くんと一緒にいるの…えっ村上!?」
「なんか普段と印象違うね。足とか超綺麗だし」
クラスの女子の話し声が聞こえる。やばい。ほらもうこの子隠し切れてないじゃんフェロモンが。
聡太郎は俺だけの恋人だ。早く二人になれる場所へ行かなくては!!
「ちょっと!ひかる!嫌だって言っただろ!」
「駄目!えっちするの!」
「なんでだよ!」
「可愛すぎて我慢できない。抱かせて。お願い」
熱のこもった声で呟くと、聡太郎はその顔を真っ赤に染め上げた。
*
「あっ、ん、もう、こんなとこで駄目だって…」
「はぁ…聡太郎、可愛い。似合ってる。本当エロい」
狭いトイレの個室に二人で入り、口付けを交わす。駄目だ駄目だと言いながら聡太郎もいつもより興奮しているのだろう。息が荒い。
膝より少し上のスカート。それをたくし上げながら太ももを撫で回す…って、あれ。
「えっ…ガーターベルトまでしてんの…?」
「し、仕方ないだろ着ろって言われたんだから…気持ち悪いのは分かってるから突っ込むな!」
「じゃあもしかして…」
「あっ、馬鹿見るな!」
スカートの中に顔を突っ込んで確認。
「!!」
…お、女の子のパンツ!!待って!!俺やばい!!鼻血出る!!
ごくりと生唾を飲み込みながら観察した。黒いヒラヒラレース。少し勃起しているチンコの形がくっきり分かる。エロい。エロいです。
「こ、これもしかして自分のパンツ…」
「変態!スケベ!そんなわけないだろばかっ!ばかひかる!面白がって着せられたんだよっ!」
「え、まさか俺以外の奴にも見せたの?」
「見せてないっ!!」
はぁぁぁ!良かったぁぁぁ!心臓止まるかと思った!こんな格好してたらみんなそーちゃんに惚れちゃうよ。
「聡太郎は俺のなんだから」
「ひあっ!」
パンツの上から軽くちんこに口付ける。そのまま布ごと口に含み、はむはむと緩く刺激した。
「んっんっ、あ、だめ、だめだって…ふ、ぅ…!」
「ほーはほーのおんにゃにょこひんぽかわひひ」
「やだやだ言うな…ああっあっ、やぁぁっ」
段々と卑猥な汁を垂らし始める聡太郎のちんこ。パンツは洗濯すればいいけど、メイド服は汚しちゃ怒られそうだし…。
あ、そうだ。
「そーちゃん、スカートの裾持って。このままじゃ汚れちゃう」
「んんっ、あ、わ、分かった…」
すっかり乗り気な様子に内心舌なめずりをする。裾を捲り上げてもらったおかげで、かなり動きやすくなった。
聡太郎は下半身に顔を埋める俺を涙目で見つめ、ぷるぷる震えている。可愛い。
「ひ、う…ッんん、あ、あっ!あぁっ!あーっ!」
ちゅ、ちゅ、と小刻みに太ももに吸い付きつつ、パンツの端から指を差し込んだ。心もとない布で覆われた後ろの窄まりに到達する。
「メイドさんのおまんこはここ?」
「あうぅ…ち、ちが、おまんこなんかじゃ…っあぁぁん!」
「でも美味しそうに指に吸い付いてくるよ」
ぐちっぐちっ
第一関節までを挿入し、浅く緩く出入りさせる。狭い女性用下着の中では中々自由に動かせないが、それでも聡太郎はひどく感じているようだ。
ぶちゅっくじゅっくちゅくちゅ
「あぁっあっア、ん、やぁっ!」
「何このエッロい音。ここがおまんこじゃなかったら一体どうしてこんなに濡れてるの?」
「そ、れはぁ…っ、が、我慢汁がっ、あううっ!」
「我慢汁?それっておちんちんから出るやつでしょ?メイドさんにおちんちんなんかないはずだけど」
「あっ、あるぅっ、おちんちんあるよぉっ!」
「これのこと?」
「いっぁぁぁぁ!あぁぁっ!それ!それ!」
つん、ともう片方の指でちんこの先端をつついてみた。それだけでもうイってしまいそうなほど激しく喘ぐ聡太郎。
っていうかこれちんこ痛くないの?すっごいパツパツだし…んん、でも脱がしたくない…似合ってるし…。
悩みながらも手をピストンさせ続けていると、段々とスカートの裾がずり落ちてきた。
「こら、ちゃんと持ってなきゃ駄目でしょ」
「ひっ、ひかるぅ…だめ、だめぇ、も、力入んない…っ」
「いっちゃう?」
「んっ」
蕩けた表情で頷く。可愛すぎてやばい。ちんこめっちゃ痛い。もう限界です。入れたいです。
「そうだなぁ…折角メイドさんの格好してるんだし…俺は今から聡太郎のご主人様ね!」
「え…?」
「これ入れて欲しくない?エッチなメイドさん」
「あっ…」
立ち上がって股間を押し付けた。期待の声が上がる。ふふ、分かってるよもう欲しいんだよね!
「もう…入れて…」
「だぁめ。俺は今そーちゃんのご主人様なんだから、ちゃんとお願いして」
恥ずかしさのせいか真っ赤になった頬。はぁはぁ可愛い。可愛すぎる。もう食べちゃいたい。可愛いとしか言えない。
「…っご、ご主人様…」
「ん?」
「お願いします…入れてください…」
「何を?どこに?全然わかんないなぁ」
ぐっと聡太郎が息を詰めた。そしてスカートの裾を焦らすようにたくし上げ、震えながら目を伏せる。
「わ、私の、後ろの…お、おまんこに、ご主人様のおちんぽ、食べさせてください…」
「…」
あぁぁぁぁ!!自分で要求しといてなんだけどエッロォォォォォい!!!いい!すっごくいい!最高だよ聡太郎!!
「じゃあそのままずっとスカート持っててね」
「はい…ん、ぁ…」
名残惜しいがパンツを穿いたままでは挿入できないので、そっと脱がせる。あぁ…残念…。ガーターベルトが残ってるからまだいいけど…。
あらわになった聡太郎のちんこはもうびしょびしょで、エロい匂いがした。
聡太郎を後ろ向きにさせ、べろんとスカートをめくり上げる。白く丸い綺麗なお尻に自らのガチガチちんぽを擦り付けた。
「ふぁっ、あ、ご主人様ぁ…」
「スカート汚したら後でお仕置きだから」
「よ、汚しませんからっはやく、はやく入れてくださいぃ!」
「淫乱メイドさんだね」
「あうぅ、あっ、ああんっ!入ってくるぅぅ!」
ずにゅうっと柔らかいヒダに飲み込まれていく俺のちんこ。いつもよりキツい。やっぱり聡太郎、興奮してる。ほーんとやらしいんだから。
完全に挿入し終わった後、すぐピストンを開始した。尻たぶを掴んで激しく揺する。無理矢理犯してるみたいですっごい興奮するんだけどこれ。
「は、ひっう、あっあっ、あっ、だめっああっひかる、ひかるぅ」
「もー、違うでしょ…っ俺は聡太郎のなんだっけ?」
「あぁぁっ!ごめんなさっ、ご主人様ぁっ!ご主人様、ひっあっ、だめです、スカート、落ちちゃいます…!」
「汚さないっていったくせに…悪い子だっ」
「いやぁぁぁっ!あっううぅ!ちくびぃっちくびらめぇぇぇっ!」
片方の手で服の上から胸を撫で、きゅうっと乳首を摘まんだ。フリルたっぷりの布の上でもはっきり分かるほど勃起している突起。
かしゃん、と眼鏡が床に落ちる音がする。それと同じく聡太郎の身体もどんどん力が抜けて落ちていった。
「んっう、は、ぁ…ッごしゅじんさま、ごしゅじんさまぁ…ひっんんん!」
「可愛いメイドさん…っ誰にも見せたくないよ」
くるり。聡太郎が振り返る。
「あっ、わ、わたしだって、いやです…!ご主人様の、そんなかっこいい姿…わたしだけの…あっあっ、ああっ!」
かっ、かっこいい!?俺かっこいいの!?
…あ、そうか!
そういえば聡太郎だけでなく、こちらもまだ仮装のままだった。もちろんメイド服ではない。俺の場合はただのスーツだ。
聡太郎が俺のことかっこいいって!!うふふ!!にやけちゃう!!
「ふふ。大丈夫。かっこいいご主人様ははぜーんぶ聡太郎のものだよ」
「あっ、ほ、んと…っですか、んっやぁぁ、は、んんん!あっアアッ!」
嬉しいです、と快感に支配された声が室内に響く。ずり下がっていく聡太郎の身体を抱え直すと、締め付けがひどくなった。
「…っは、ぁ、やばい…イきそ」
「んぁッ!ごしゅじんさま、わたしも、いくっいくうっ」
「イくときにご主人様のおちんぽみるくください…って言って?」
馬鹿じゃないのか。我ながら呆れるが、どうしてもそういう淫猥なセリフを言わせたいのだ。
メイドさんの格好で、ご主人様なんて甘い声で呼ばれ…あまつさえその可愛い可愛い小さなお口からおちんぽみるくなんて言われれば…。
って駄目だったぁぁぁ!俺も聡太郎も汚しちゃいけない格好だったぁぁぁ!くっそ中に出したかったのにぃぃぃ!
慌ててトイレットペーパーを手に取る。
「あっ、も、出る…ッほんと、やば…!」
「ひぃぃぃっ!あぁぁっ、あっあっあっ!ご、ごしゅじんさまのおちんぽみるく、くださ…っふぁぁぁぁっ!」
「…んっ!!」
精液が出る寸前で引き抜き、床に射精した。同時にビクンビクンと背中を仰け反らせて絶頂する聡太郎。そのちんこにトイレットペーパーを当て、白濁を受け止める。
ま、間に合った…良かった…。
「はぁ…」
安堵の溜息を吐き、イった後の余韻に浸った。ドアに体重を預けて呼吸を整える。
「聡太郎?」
「あ、ん、はぁ…な、んだよ…」
小刻みに震えている聡太郎の背中を労わるように撫でた。はぁはぁと荒い呼吸が聞こえる。
「もうちょっと休んで行こっか。…あ!メイド服は汚れてないからね!安心してね!」
「…おまえ、ふざけんな…」
「ふぐっ!」
肘鉄をくらった。あぁ、やばいもういつもの聡太郎にもどってるぅ。
「あ、あんな恥ずかしいこと言わせて…!もう嫌だっ!」
「そ、聡太郎だってノリノリだったじゃん!いつもより締め付けてきてさ!ご主人様ぁって高い声で鳴いたくせに!」
「〜っ!!」
振り返った聡太郎の顔は真っ赤で、悔しそうに唇を噛み締めている。
それをニマニマといやらしい笑顔で眺めていると、何故かそのまま抱きつかれた。
「えっ。なにこれ何のサービス…?」
「…」
「そーちゃん?エッチなことしちゃうよ?」
「したら絶交する」
「はい。しません」
可愛い可愛いメイドさんと密着し、ドキドキと胸を高鳴らせる俺。またちんこ勃ったらどうしよう。
しばらく黙ってされるがままになっていると、聡太郎が小さな小さな声で呟いた。
「かっこよくてずるいんだよ、ばかひかる」
「へ」
「…その格好見たら、何も言えなくなる」
…もう一回戦が始まったことは言うまでもない。
end.
*
名無しさん、ぺっぱーみんとさんへ
聡太郎の女装コスプレエッチ、いかがでしたでしょうか!
めちゃくちゃノリノリで書かせていただきました。女装大好きです。
リクエストありがとうございました!
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