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▼ 放課後君と

「見て、ほら、こっち」
「やっ、いやだ…あっ、ん」
「俺のそんなおいしいんですか?ぎちぎちに咥えこんでる」

うるさい。そう罵倒できるのは心の中だけで、実際は情けない喘ぎ声が飛び出すだけだった。

「ひあっあっ…あうっ、あっ、あぁっ!!」
「声でかいセンセー。もうすぐしたらバスケ部の人来るんだから、あんまりうるさいとバレちゃうよ?」
「じゃ、あっ、やめろこの変態…ッ!」

ジタジタもがいてみるも、ビクともしない。奴は俺の脚を肩にかけ、ずちゅずちゅと一層激しく腰を打ち付けてきた。

「あっひっ!んぁぁっあっう、やめ、背中、いたぁっ、あ、うはぁぁぁ…ッ」
「は…っマット敷いてるから痛くないでしょう」

そりゃベッドのマットとかだったら痛くないよ。でもここは体育倉庫。ほこりかぶった硬いマットなんてなんの意味もない。

荒い突き上げに皮膚が擦れ、ズキズキと痛みを訴えかけてくる。

「いたぁぁいっ、も、やだ、抜けっ!抜けよおっ!いやだいやだいやだぁぁっう、んぁぁっ!」

痛みと情けなさで涙が出てきた。子どものように駄々をこねると、上から深い溜息が降ってくる。

「分かりましたよ…」
「うぁぁぁっ!」

にゅぽん、と音を立ててペニスが抜けた。そして身体を抱え込まれる。

「ひぎっぁぁぁ!あっ、奥ぅぅっ!」

奴の脚の上に座り、後ろから一気に貫かれた。チカチカと火花が散る。

「これで、痛くないでしょう」
「ふぅっあっあっん、やぁっ、ふか…っそこだめぇっ!」
「文句が多いですよ。気持ちいいんですかよくないんですか。はっきりしてください」

やだ。やだ。俺は教師なのに生徒にこんなことされて、馬鹿みたいにあへあへ喘いで、こんなんなら死んだ方がましだ。

「ほらっ、どうなんですか?答えないならもうやめちゃいますよ」
「やっ…!!」

ずこずこじゅぷじゅぷ太い棒で犯され、完全に理性が飛んだ。

「ああっん!いいっいいっいいっ!おちんぽきもちいいよぉぉっ!ナカ、ぁ、もっとぐちゅぐちゅしてぇ…ッ!」
「…ふ、この変態教師…っ、みんなに見せてあげましょうか?アンタのやらしいとこ…」

両足を掴まれ、倉庫の入口に向かって大きく開脚。誰かが入ってくればもうおしまいだ。

「やらぁぁぁっ!あっ!やめひぇぇっ、はずかしっ、あ、ううっ、あぁぁ!」

ぶるぶる震える俺の耳を噛み、楽しそうに呟く。

「あ、…バスケ部入ってきた。もうすぐここ開けられちゃうなぁ」

うそうそうそ。青ざめる俺を試すかのような強いピストン。当然声なんか抑えられるはずがない。

「ひぐっ、やめ、やめて、やめてよぉぉぉっ!こえ、出ちゃ…!」

涎を垂らし泣き叫ぶ。突き上げに合わせてペニスがぴゅうぴゅうと透明な液を吐いた。

駄目。もう、無理。イく。

「やぁぁぁぁっ!だめぇっ!だめだめだめえぇっ!やらぁぁぁぁぁっ!」
「はっ、アンタのケツマン、きっつきつなんだけど…っ」
「やぁぁ!ケツマン、も、出るうぅ!ふっぐ、んっんっ、あ゛ーーーッ!」
「…っ!!」

ぶしゃっと精液が噴き出した。それと同時に孔に熱が広がる。

「んっ、あぁ…熱いぃ…」
「あー…きもち…最っ高…」
「はぁ、ぁ、馬鹿…ふざ…け、な…」

な、中出ししやがったこいつ…。

「見て。先生の精液めっちゃ飛んだ。ドアにかかってる」
「う、うるさ…」
「誰かに見られるかもって思って、興奮したんでしょ?」
「ちがうっ!」

かぁ、と頬が熱くなった。先程の自分の痴態を思い出して死にたくなる。あんな恥ずかしいこと、どうして俺は…。

「っていうか離せ。もう終わったからいいだろ」
「やぁだね」
「あ、んッ!!!」

ぶじゅっ!!

音を立てて再び突き上げられた。油断して大きな声が漏れる。

「まだあと三回はイける」
「ばっ、ばかじゃないのか…無理、無理、絶対に無理」
「見つからないように、そこの跳び箱の陰でやりましょう」
「やだっ!抜け!」
「先生…」
「ふ、んん!ん!んっぁ、ん…っ!」

貪るような口付け。俺は自身の身体から力が抜けていくのを感じながら、ちょっとだけ泣いた。

こんな生活、もう嫌だ!!!


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